ドキュメント設定のベストプラクティス
ファイルのタイプ
Diligent Boardsでは、Microsoft Word、Excel、PowerPoint、Adobe PDF、および一般的な画像ファイル形式(.jpg、.bmp、.png、.gif)に対応しています。ビデオファイル形式をDiligent Boardsにアップロードすることはできません。ビデオメディアまたはFlashコンテンツが埋め込まれたドキュメントをアップロードした場合、そのドキュメントは静的なPDFとして表示されます。
ドキュメントのサイズ
推奨される最大ドキュメントファイルのサイズは12MBで、最適な結果が得られるファイルは10MB以下です。ネットワーク帯域幅の制限によって、大きいファイルのコンテンツの表示またはダウンロードには時間がかかることがあるためです。大きいファイルをPDFドキュメントに変換すると、通常、ファイルサイズが小さくなる一方で、視覚的な品質は十分に維持されます。
スキャンしたPDFドキュメント
なるべく、スキャンしたPDFドキュメントではなく、元のファイルソースまたは変換したPDFをアップロードすることをお勧めします。ドキュメントをPDF形式にスキャンすると、テキストの質が下がり、ネイティブインデックスが元ファイルから削除され、ドキュメントの向きが変わる可能性があります。スキャンしたPDFは基本的にドキュメントの写真画像であるため、ファイルのサイズが大きくなり、テキストの判読が(スキャンの品質によっては)難しくなることがあります。ドキュメントは画像なので、ファイル内のテキストはデフォルトで検索可能になりません。また、元のドキュメントまたはファイルの向きに合わせて、スキャンしたPDFを回転する必要があるかもしれません。
パスワード保護
パスワードで保護されたドキュメント、またはその他の方法でアクセスが制限されたドキュメントは、これらの制限を解除しないとDiligent Boardsにアップロードすることはできません。
余白とスペース
可能な場合は、画面スペースを最大化するためにドキュメントの余白を減らすことができます。ドキュメントの余白が大きいと、画面に表示される内容の部分が減り、ユーザーはページズームを調整して内容を表示する必要があります。
ページ設定と改ページ
ページ設定と改ページのオプションを元ファイルで調整して、ドキュメントの各ページに表示する内容をコントロールすることができます。大きいスプレッドシートの列または行は別のページに分割されるので、Excel ドキュメントで作業をする際にはこれらの設定が特に重要になります。
カスタムフォント
アップロードしたドキュメントの非標準カスタムフォントは、Diligent Boards で正しく表示されないことがあります。回避策として、ドキュメントを PDF 形式に変換すると、エクスポートされたファイルにカスタムフォントが埋め込まれます。ドキュメントにカスタムフォントが含まれることが多い場合は、カスタマー サクセス マネージャーに連絡し、その他のオプションについて問い合わせてください。
デバイスのサイズと解像度: iOS、PC、Mac
Diligent Boardsはデフォルトのページ幅プロトコルを使用することで、ドキュメントをどのディスプレイサイズまたはタイプにも合うようにスケール調整して、特定のデバイスまたはディスプレイに応じてドキュメントを書式設定する必要性を(排除までいきませんが)軽減します。