ライセンスとサブスクリプションのアクセス許可の管理

組織ページでのライセンスとサブスクリプションの確認

組織ページでライセンスとサブスクリプションを確認できます。サブスクリプションでは、一部の(全部ではない)Diligent One アプリケーションで利用できるアクセス許可(ロールおよび権限)が定義されています。

プラットフォーム設定]>[組織]から、システム管理者は自身が所属する組織の次のライセンス情報を表示することができます。

  • 注文したサブスクリプションの種類:
    • 現在割り当てられているライセンスの数(割当済み合計
    • システム管理者が割り当て可能なライセンス数のカウント(ライセンス合計
  • サブスクリプション情報: 製品サブスクリプションの状態、および有効期限

ライセンスの合計数は、[ライセンス]ページで確認します。

ライセンス情報の表示

  1. Launchpad を開きます。

    会社が Diligent One で複数のインスタンスを使用している場合は、該当するインスタンスがアクティブであることを確認します。

  2. [プラットフォームの設定]>[組織]を選択します。組織のサブスクリプション情報は、その組織のページに表示されます。

サブスクリプションの更新

  1. Launchpad を開きます。

    会社が Diligent One で複数のインスタンスを使用している場合は、該当するインスタンスがアクティブであることを確認します。

  2. [プラットフォームの設定]>[組織]を選択します。
  3. サブスクリプション情報]の隣の[マイ サブスクリプションの更新]をクリックします。Diligent Connect で更新ページにリダイレクトされ、そこでサインインして、組織のサブスクリプションを更新できます。

組織ページからのサブスクリプションの管理

ほとんどの場合、1 つ以上の Diligent One アプリケーションへのアクセス許可を必要とするユーザーに対しては、システム管理者がサブスクリプションを割り当てる必要があります。

メモ

責任を分離し、機密データへの不正アクセスを防ぐために、システム管理者は、自分自身のサブスクリプションを変更できません。他のシステム管理者が、当該システム管理者に代わってこれを行う必要があります。ただし、インスタンスのシステム管理者が 1 名だけの場合は、そのシステム管理者が自身のサブスクリプションを変更できます。

  1. Launchpad を開きます。

    会社が Diligent One で複数のインスタンスを使用している場合は、該当するインスタンスがアクティブであることを確認します。

  2. [プラットフォームの設定]>[組織]を選択します。

    組織]のオプションが表示されない場合、サインインに使用されたアカウントには管理者権限がありません。

  3. 注文したサブスクリプションの種類]の横にある[ユーザーの管理]を選択します。
  4. 1 人のユーザーのサブスクリプションを変更するには、[サブスクリプション]列からユーザーのサブスクリプションの種類を選択します。これにより、そのユーザーは対応する Professional ユーザー ライセンスまたはビジネス ユーザー ライセンスに割り当てられます。
  5. ドロップダウン メニューから、次のいずれかの操作を行います。
    • ProfessionalContributor、または Oversight などのサブスクリプションの種類を選択して、ユーザーを Professional ユーザー ライセンスまたはビジネス ユーザー ライセンスに割り当てます。
    • なし]を選択すると、Professional ユーザー ライセンスまたはビジネス ユーザー ライセンスに対するユーザーの割り当てが解除されます。
  6. 省略可能複数ユーザーのサブスクリプションを変更する場合には、[ユーザーの管理]ページで、該当するユーザーの横にあるチェックボックスを選択し、[ユーザーを更新: #]>[ユーザータイプとサブスクリプションを変更]を選択し、すべての選択済みユーザーのサブスクリプションを変更して、[変更を適用]を選択します。

しばらくすると、ページが再読み込みされ、該当するユーザーの[サブスクリプション]列に、選択したサブスクリプションの種類が表示されます。割り当てられたユーザーは、このサブスクリプションと、対応するライセンスを持っていることになります。[なし]を選択した場合は、ユーザーはサブスクリプションにも、これら 2 つのライセンスのいずれにも割り当てられていない状態になります。

利用できるサブスクリプション

各サブスクリプションを利用するプロフェッショナルの例など、各サブスクリプションで利用できるアクセスを表示します。

メモ

Diligent One インスタンスに追加されたすべてのユーザーは、Launchpad へのアクセス権があります。Launchpad にアクセスするために、サブスクリプションが割り当てられている必要はありません。

現在、ライセンス ページには、販売されているすべてのライセンス タイプが表示されているわけではありません。ただし、徐々に拡張される予定です。アプリケーションの最新リストでは、各ライセンス タイプは[関連アプリケーション]列で使用可能なアプリケーションを示しています。これらは、ライセンスの割り当てと割り当て解除のために[ライセンス]ページから現在選択できるアプリケーションです。

サブスクリプション 利用可能なアクセス 用途

Professional

  • 使用している製品エディション内のすべてのアプリケーションへのアクセス
  • Professional 部門長または Professional ユーザーのロールに割り当てられた場合の、オフライン プロジェクト(製品エディションによる)と Diligent One for iOS および Android へのアクセス
  • 1 つまたは複数のアプリケーションで情報アーキテクチャを管理する必要がある VP、取締役、管理者。
  • 1 つまたは複数のアプリケーションで作業する必要のある監査人、アナリスト、規制当局、またはコントリビュータ
  • プロジェクトで実地調査を行う必要がある監査人またはアナリスト。
  • 管理アクション計画のサイクル時間全体にわたる KPI レポートを設計する必要がある監査人またはアナリスト。
  • 年間監査計画を作成するための第一歩として、ストラテジーで戦略リスク評価を実施する必要がある監査取締役。

Oversight

各アプリケーションでは次のロールのみが利用可能です。

  • ストラテジー Oversight 管理職とレビュー担当者
  • プロジェクト - Oversight 管理職、Oversight レビュー担当者、Contributor 部門長、Contributor テスト担当者、および Contributor ユーザー
  • ミッションコントロール Oversight 管理職、Oversight レビュー担当者、Contributor 部門長、Contributor テスト担当者、および Contributor ユーザー
  • リザルト Oversight 管理職と Oversight レビュー担当者
  • ロボット レビュー担当者
  • レポート レポート閲覧者

  • プロジェクトで作業の品質評価レビューを行う必要がある外部監査コンサルタント。
  • コンプライアンス プログラムの進捗状況について報告するとともに、統制作業を監視する必要がある最高コンプライアンス責任者。
  • ストラテジーで戦略リスク評価を提示される監査委員会のメンバー。

Contributor

各アプリケーションでは次のロールのみが利用可能です。

  • プロジェクト Contributor 部門長、Contributor テスト担当者、および Contributor ユーザー
  • ミッション コントロール Contributor 部門長、Contributor テスト担当者、および Contributor ユーザー
  • リザルト Contributor ユーザー

  • クライアント要求に応答する必要があるビジネスプロセスの所有者
  • 統制をテストする必要のあるフロントライン マネージャー
  • リザルトで結果をレビュー、文書化、クローズする必要があるアスタッフ メンバー。

リザルト ライト Professional(レガシーのみ)

リザルトへのフル管理者アクセス権

  • リザルトで情報アーキテクチャを管理する必要があるデータ アナリティクス管理者。
  • リザルトでデータ分析結果をアップロードし、レコードを処理する必要のある統制アナリスト。

リザルト ライト Contributor

(レガシーのみ)

リザルトへの限定的な Contributor ユーザー ロールのアクセス権

リザルトで結果をレビュー、文書化、クローズする必要があるアスタッフ メンバー。

なし

Launchpad へのアクセス権

  • ユーザーを管理する必要はあっても、いずれのアプリケーションでも作業する必要がない IT 管理者。
  • リザルトからのアンケートがトリガーする不審なトランサクションに応答する必要がある購入カード保有者。
  • 不正である可能性がある行動をリザルトのイベント レポートとして報告する必要がある販売運用アナリスト。
  • Analytics を使用しても、実地調査や結果管理は行わないデータ アナリティクス アナリスト。

Diligent オンプレミス ソフトウェア サブスクリプション

該当するサブスクリプションを使い、Diligent オンプレミス ソフトウェア(ACL for Windows または Direct Link)にアクセスできます。

貴社のソフトウェア サブスクリプションの種類の利用規約により、一度に割り当てることができる最大ライセンス数が規定されています。

メモ

Diligent オンプレミスソフトウェアのアクセスにどのサブスクリプションが必要であるかが分からない場合は、アカウント担当者までお問い合わせください。

ACL for Windows ライセンス

ACL for Windows ライセンスは、(Launchpad にサインインして)ACL for Windows を初めて使用するときにアクティベーションすると、自動的に割り当てられます。

各ライセンスはユーザーに割り当てられます。そのユーザーは、ソフトウェアが個人の使用の場合にかぎり、複数のデバイスで ACL for Windows をアクティベーションできます。共有の電子メール アカウントを使用して、ライセンスをアクティベーションすることは禁止されています。Diligent はユーザーが実行したアクティベーションを追跡しています。

2 人の異なるユーザーがソフトウェアを使用する場合は、2 つの個別のライセンスが必要です。

システム管理者が手動でライセンスを割り当てることはできません。ただし、手動でライセンスを取り消すことはできます。

ライセンスの解放

ライセンスを解放する方法は 3 つあります。

  • 該当するライセンスを使用してソフトウェアがインストールされているすべてのコンピューターからソフトウェアをアンインストールします。

    メモ

    別のライセンスの複数のユーザーが同じコンピューターで ACL for Windows をアクティベーションした場合、ACL for Windows のすべてのコピーがコンピューターからアンインストールされた場合でも、解放されるライセンスは 1 つのみです。この場合、システム管理者が手動で追加ライセンスを取り消す必要があります。

  • システム管理者は、手動でライセンスを取り消すことができます。
  • システム管理者は、ユーザーを組織から削除することにより、そのユーザーのコンピューターまたはデバイスに割り当てられているライセンスを解放することができます。

メモ

ユーザーのライセンスは、ユーザーが ACL for Windows を介して Launchpad からサインアウト(サインアウトして閉じる)しても解放されません。サインアウトし、もう一度サインインする機能は、複数の Diligent One 組織に属しているユーザーが組織を切り替えられるように提供されています。

ACL for Windows ライセンスの取り消し

システム管理者はいつでも、個々のユーザーから ACL for Windows ライセンスを手動で取り消すことができます。手動による取り消しが必要になるのは、たとえば、ユーザーが従業員でなくなった場合や、十分に活用されていないライセンスを他の従業員が利用できるようにする必要がある場合などです。

ACL for Windows ライセンスはユーザーに関連付けられています。ライセンスのアクティベーションはコンピューターまたはデバイスに関連付けられています。

手順

  1. Launchpad にサインインする
  2. 会社が Launchpad で複数の組織を使用している場合、適切な組織がアクティブになっていることを確認するか、ドロップダウンリストから適切な組織を選択してください。
  3. [プラットフォームの設定]>[アクティベーション]を選択します。

    アクティベーション]オプションが表示されない場合は、サインインに使用したアカウントには管理者権限がありません。

  4. 取り消したいライセンスのユーザー、およびコンピューターまたはデバイス名(ホスト名)を特定します。
  5. デバイスの非アクティブ化]を選択します。

    ライセンスが解放され、使用可能なライセンス数が増えます。

    メモ

    1 つのライセンスを使用して複数のコンピューターにソフトウェアをインストールした場合は、各コンピューターの[デバイスの非アクティブ化]を選択してから、ライセンスを解放する必要があります。