P2P analysis for Oracle eBS ツールキット

P2P Analysis for Oracle eBS ツールキットはサービスとしてのアナリティクス ソリューションであり、Oracle ERP システムを使用している組織の購買から支払いまで(P2P)におけるリスクを監視します。不正行為、浪費、悪用を示している可能性がある Oracle の P2P データを分析して報告します。

ツールキットは、ほとんどのお客様に適用可能な事前に構成されたソリューションです。展開されると、リリースされたときに、新しいスクリプトを使って分析ロボットツールキットを更新できます。カスタムのスクリプトを追加してツールキットを設定し直すことで、これを詳細にカスタマイズできます。インポートされたデータは、リザルトや Excel ファイルに出力できます。

メモ

次については、P2P Analysis for Oracle eBS ロボットではサポートされません。

  • Analytics Exchange(AX)
  • 本番用ロボット クラウド エージェント
  • カスタム アナリティクスおよびデータソース
  • Excel/リザルト出力以外のレポート

システムおよびサブスクリプション要件

P2P Analysis for Oracle eBS ロボットを使用するには、次のサブスクリプションおよびシステム要件を満たしていることを確認してください。

要件 メモ
ACL Robotics Enterprise Edition ロボット ツールキットはアドオンとして提供されています。

オンプレミス ロボット エージェント バージョン 15

インストールするバージョン(Unicode または非 Unicode)を確認してください。

ACL for Windows バージョン 15
  • インストールがロボット エージェントと同じエンコーディング(Unicode または非 Unicode)を使用していることを確認してください。
  • ACL for Windows のローカル インストールは、トラブルシューティング目的またはカスタム スクリプトの開発で役立ちます。
Oracle eBS Data Integration ロボット Oracle eBS Data Integration ロボットが正常に組織に展開され、現在実行中であることを確認してください。

ツールキットについて

ツールキットは、Diligent One に複数のコンポーネントをインストールします。

コンポーネント カウント 名前
コレクション 2

P2P Analysis For Oracle eBS - 開発

P2P Analysis For Oracle eBS - 本番

分析

2

業者管理分析(コレクションごとに 1 つ)
ロボット 1 P2P Analysis For Oracle EBS
アナリティクス テーブル 26 詳細については、Analytics for Oracle eBS を参照してください。

P2P Analysis For Oracle EBS

P2P Analysis for Oracle eBS ロボットは、ツールキットがインストールされるときに自動的に作成されます。このロボットには次の内容が含まれます。

  • アナリティクス スクリプト - データをインポートおよび処理するコア スクリプトが含まれます。

    メモ

    アナリティクス スクリプトは修正しないでください。スクリプトを修正すると、タスクの実行中にエラーが発生する場合があります。必要な修正は、ユーザー アナリティクス構成ファイルで構成するか、カスタム アナリティクス スクリプトとしてアップロードしてください。

  • (任意)カスタム アナリティクス スクリプト - 手動でアップロードされるスクリプト。新しい顧客固有のアナリティクス機能をロボットに追加したり、データ ロジックを変更したりします。これらのスクリプトはデフォルトのアナリティクス スクリプトよりも優先されます。十分に確認してください。

  • 構成ファイル - 次の表の一覧に記載されているすべての構成ファイルは、ロボットの[入力/出力]タブに表示されます。

    ファイル名 説明 モード
    P2P_Oracle_Default_
    Analytic_Configuration.xlsx

    デフォルトの構成が含まれます。

    メモ

    このファイルは修正しないでください。ファイルを修正すると、タスクの実行中にエラーが発生する場合があります。必要な修正は、ユーザー アナリティクス構成ファイルで構成するか、カスタム アナリティクス スクリプトとしてアップロードしてください。

    ロボットによって自動的に生成されます。
    Result_Table_IDs.csv 該当する開発および本番コレクション内の、リザルトにエクスポートされたテーブルの保存先が含まれます。

    ロボットによって自動的に生成されます。

    ユーザー アナリティクス構成ファイル

    デフォルトのアナリティクス構成ファイルで提供されている構成を上書きする必要があるカスタム構成が含まれます。

    このファイルの構成は、デフォルトのアナリティクス構成ファイルの入力内容よりも優先されます。

    メモ:カスタマイズ内容がユーザー アナリティクス構成ファイルの上限を超える場合は、カスタム スクリプトを追加できます。

    ツールキットを実装するときに手動でアップロードします。
  • ロボット タスク - ロボット内のデフォルトおよびカスタム スクリプトを実行します。次の情報が含まれます。

    パラメーター 説明
    Export to HighBond Results?(HighBond リザルトにエクスポート)

    インポートされたデータをリザルトにエクスポートするかどうかを指定します。使用可能なオプションは次のとおりです。

    • Export to Results - Overwrite(リザルトにエクスポート - 上書き) - データがエクスポートされるたびに、リザルト テーブルのデータを上書きします。
    • Export to Results - Append(リザルトにエクスポート - 最後に追加) - データをリザルト テーブルの最後に追加します。
    • Do not export(エクスポートしない) - データをリザルトにエクスポートしません。
    Export to Excel?(Excel にエクスポート)

    現在の結果を Excel ファイルにエクスポートするかどうかを指定します。使用可能なオプションは次のとおりです。

    • Export to Excel(Excel にエクスポート)
    • Do not export(エクスポートしない)
    HighBond アクセス トークン

    リザルトに接続するために必要なトークン。リザルトへのエクスポートが無効な場合は、このパラメーター用にランダムな値を指定できます。

リンクされたテーブル

Oracle eBS Data Integration ロボットの必要な共有されたテーブルは、[入力/出力]タブで P2P Analysis for Oracle eBS にリンクされます。分析ロボット タスクが実行されると、リンクされたテーブルからデータを抽出し、そのデータを使用して、定義されたコア アナリティクス ロジックを処理します。

メモ

複数の分析ロボットを作成し、必要なテーブルのみをリンクして、特殊なタスクやタスクのセットに合わせてロボットを分けることができます。

Oracle eBS 向けアナリティクス

次の表の一覧は、Oracle eBS 向けアナリティクスを示します。

エラー ログ

タスクの実行中に検出されたすべてのエラーは、各アナリティクスのエラー ログ テーブルに記録されます。エラー カウントが 0 の場合、エラー メッセージがエラー ログ テーブルに書き込まれます。

ヒント

アナリティクスで例外が返されず、テーブルが 0 件であるというフラグが設定されていないことが確認された場合でも、タスクの実行後にエラー ログを確認してください。たとえば、ファイルの形式が正しくない場合は、ユーザー アナリティクス構成ファイルのユーザー入力パラメーターを無視できます。

各アナリティクスの処理

アナリティクス名 説明
P2P01VM_Vendor_
Missing_Phone_Number

このアナリティクスは、業者マスター ファイルの主電話番号がない業者を特定します。

最初に英数字以外の文字を除去して、AP_Supplier_Sites_All フィールドに電話番号がないレコードを確認してから、残りのデータの空白の有無を分析します。

このアナリティクスの結果テーブルは R_P2P01VM_Vendor_Missing_Phone_Number です。

P2P03VM_Vendor_
Missing_Tax_ID

このアナリティクスは、業者マスター ファイルで主納税 ID が関連付けられていない業者を特定します。

最初に英数字以外の文字を除去して、UNIQUE_TAX_REFERENCE_NUM フィールドに納税 ID がないレコードを確認してから、残りのデータの空白の有無を分析します。

このアナリティクスの結果テーブルは R_P2P03VM_Vendor_Missing_Tax_ID です。

P2P04VM_Vendor_
PO_BOX_Addresses

このアナリティクスは、住所フィールドに私書箱情報が含まれる業者、特に私書箱のみで番地がない結果の業者を特定します。

  • このスクリプトは c_Full_Vendor_Address_SupplSites フィールドを分析します。これは Address_Line1Address_Line2Address_Line3 を連結したフィールドです。

  • P_Vendor_Master データ準備スクリプトは、最初に c_Full_Vendor_Address としてフィールドを作成し、後からサフィックス SupplSites を追加します。

  • 私書箱を参照する番地を確認するために、スクリプトはデフォルト パラメーター フィルターの v_P2P04VM_pobox を使用します。このフィルターは、PO Box、Post Office Box、POB などの英単語のバリエーションを検索します。
  • 番地のない私書箱のみが含まれる一致を検出する確率を高めるために、v_p2p04vm_address_length パラメーターを使用して、c_Full_Vendor_Address_SupplSites フィールドで報告される英字の最大数を指定できます。

次の 2 つのデフォルト パラメーターは、デフォルト アナリティクス構成ファイルDefault_Config_Params ワークシートでこのアナリティクス用に使用できます。デフォルト パラメーターが適用されない場合または不完全である場合は、ユーザー アナリティクス構成ファイルで必要な値を宣言できます。デフォルト アナリティクス構成ファイルの形式と命名規則に従っていることを確認してください。

  • v_P2P04VM_pobox - 必要に応じて正規表現を修正します。たとえば、他の言語の別の文字列を検索するように修正します。

  • v_p2p04vm_address_length - 私書箱のバリエーションが検出されたときに c_Full_Vendor_Address_SupplSites フィールドで報告する英字の最大数を入力します。

このアナリティクスの結果テーブルは R_P2P04VM_Vendor_PO_BOX_Addresses です。

P2P05VM_Vendor_
Similar_Names

このアナリティクスは、Inc や Ltd などの一般的な会社のサフィックスを削除して、類似した名前の業者を特定します。このアナリティクスは、データ準備スクリプト P_Vendor_Master で作成された c_Vendor_Name_Stripped フィールドをテストします。

最小割合一致、レーベンシュタイン距離などのユーザー定義パラメーターを適用して、FUZZYDUP コマンドを使用して、類似した名前を検出し、業者名の完全一致を除外(任意)します。デフォルトでは、完全一致は結果に含まれます。

このアナリティクスの結果は、名前が類似または重複している業者のグループで表示されます。同じ業者が複数のグループで報告される場合があります。FUZZYDUP コマンドで適用されたプロセスについては、「あいまい重複分析」を参照してください。

重複の確認では業者の国は考慮されません。

次の 3 つのデフォルト パラメーターは、デフォルト アナリティクス構成ファイルDefault_Config_Params ワークシートでこのアナリティクス用に使用できます。デフォルト パラメーターが適用されない場合または不完全である場合は、ユーザー アナリティクス構成ファイルで必要な値を宣言できます。デフォルト アナリティクス構成ファイルの形式と命名規則に従っていることを確認してください。次の情報を使用すると、ユーザー アナリティクス構成ファイルに値を正しく入力できます。

  • v_P2P05VM_levdist - 2 つの文字列があいまい重複と認定されて結果に含まれるために、それらの文字列間で許容される最大のレーベンシュタイン距離。LEVDISTANCE の値は 1 未満にすることや、10 を超えることはできません。LEVDISTANCE の値を大きくすると、あいまい度が高い値が含まれるため、結果の件数が多くなります。
  • v_P2P05VM_diff_perct -相違のパーセント」、つまり、文字列のうち異なっていてもよい割合を制限するしきい値。あいまい重複の可能性のあるペアが結果に含まれるためには、そのペアに対して実行されるアナリティクス内部での計算によって出力されるパーセントは、DIFFPCT の値以下である必要があります。DIFFPCT の値は 1 未満にすることや、99 を超えることはできません。DIFFPCT が省略された場合、しきい値はオフになり、FUZZYDUP コマンドの処理時に相違のパーセントは考慮されません。
  • v_P2P05VM_exact - 結果に完全重複を含める(T)か除外(F)します。

このアナリティクスの結果テーブルは R_P2P05VM_Vendor_Similar_Names です。

P2P06VM_Vendor_
Same_Address

このアナリティクスは、Street、Road、Rd、Avenue などの一般的な番地のサフィックスを標準化された略語に置き換え、同じ住所の業者を特定します。次の条件のいずれかまたは両方を満たすと、住所が同じであると判定されます。

  • 標準化された番地が同じである
  • 番地と郵便番号を結合した数字が同じである

番地が空白の業者は分析の対象外です。ハイフン(-)などの英数字以外の文字のみを含む業者の住所は空白と見なされます。

このアナリティクスの結果は、フィールド c_Match_Type で一致した住所のグループに出力され、住所の一致か数字の一致かを示します。フィールド c_Matched_Key は、グループの業者と一致する住所の要素を示します。業者が両方の条件で一致すると、住所の一致として 1 回だけ報告されます。

数値の一致の結果グループに、番地で一致しない別の業者がある場合は、両方のグループがすべて報告されます。1 つの業者は複数の結果グループに属することがあります。たとえば、業者 A の物理的な住所が業者 B の住所と一致する場合があります。また、業者 A の結合した数字が業者 C の数字と一致する場合があります。

このアナリティクスの結果テーブルは R_P2P06VM_Vendor_Same_Address です。

P2P07VM_Vendor_
Same_Phone_Number

このアナリティクスは、主または副電話番号が別の業者と一致する業者を特定します。ハイフンや括弧などの数字以外の文字を削除した後に数字が同一であるときに、電話番号が同じであると報告されます。

空白の主または副電話番号は分析に含まれません。ハイフンや括弧などの数字以外の文字のみの電話番号は空白と見なされます。

このアナリティクスの結果は、一致した電話番号のグループで、業者の主または副電話番号が一致するかどうかを示す c_Match_Type フィールドに表示されます。フィールド c_Matched_Key は、グループの業者と一致する電話番号を示します。

電話番号が報告されるには、その番号が 2 つ以上の一意の業者 ID によって使用されている必要があります。他の業者が電話番号と一致しない場合、同じ電話番号の同じ業者の複数のサイトは報告されません。この条件を満たす電話番号では、その番号を使用するすべての業者のサイトが報告されます。

このアナリティクスの結果テーブルは R_P2P07VM_Vendor_Same_Phone_Number です。

P2P09VM_Vendor_
Same_Tax_ID

このアナリティクスは、納税 ID が別の業者と一致する業者を特定します。UNIQUE_TAX_REFERENCE_NUM フィールドが検証されます。ハイフンや括弧などの数字以外の文字を削除した後に英数字が同一であるときに、納税 ID が同じであると報告されます。

空白の納税 ID は分析に含まれません。ハイフンや括弧などの英数字以外の文字のみの納税 ID は空白と見なされます。

このアナリティクスの結果は、一致した納税 ID のグループで、アナリティクスがテストした一致のタイプを特定する c_Match_Type フィールド(納税 ID)で表示されます。c_Matched_Key フィールドは、英数字以外の文字をすべて削除した後に、グループの業者で一致する納税 ID を特定します。

納税 ID が報告されるには、その ID が 2 つ以上の一意の業者 ID によって使用されている必要があります。他の業者が ID と一致しない場合、同じ納税 ID の同じ業者の複数のサイトは報告されません。この条件を満たす納税 ID では、その ID を使用するすべての業者のサイトが報告されます。

このアナリティクスの結果テーブルは R_P2P09VM_Vendor_Same_Tax_ID です。

P2P10VM_Vendor_
Employee_Name_Match

このアナリティクスは、会社名が従業員の姓、名、氏名と一致する業者を特定します。特定のシナリオでは、次のようにアナリティクスが名前を照合します。

  • 名が 1 文字のみまたは名が空白である従業員の姓を使用します。
  • 姓が 1 文字のみまたは姓が空白である従業員の名を使用します。
  • 姓または名がない従業員レコードを分析から除外します。

業者と従業員が一致するには、国が同じでなければなりません(AP_Vendor_Sites_All および PER_Addresses テーブルの Countryフィールド)。一意の業者と従業員の組み合わせはそれぞれグループ ID が割り当てられ、特定の従業員で一致する業者とサイトを容易にフィルタリングできます。

1 つの業者は複数の従業員と一致する場合があります。たとえば、業者 Alexander Muller Inc は従業員 Alexander Smith および Sarah Muller と一致します。

1 人の従業員は複数の業者と一致する場合があります。たとえば、従業員 Alexander Smith は業者 Alexander Muller Inc および Smith Brothers Ltd と一致します。

このアナリティクスの結果テーブルは R_P2P10VM_Vendor_Employee_Name_Match です。

P2P11VM_Vendor_
Employee_Address_Match

このアナリティクスは、物理的な住所または数字の郵便番号が同じ国の従業員の住所または郵便番号と一致する業者を特定します。比較する前に、Street、Road、Rd、Avenue などの一般的な番地のサフィックスを標準の略語に置き換えることで、業者と従業員の両方の住所が標準化されます。

次の条件のいずれかまたは両方を満たすと、住所が一致します。

  • 標準化された番地が同じである
  • 番地と郵便番号を結合した数字が同じである

番地が空白の業者と従業員はアナリティクスの対象外です。ハイフンなどの英数字以外の文字のみを含む住所は空白と見なされます。このアナリティクスの結果は、一致した住所のグループで、業者および従業員フィールドに並べて表示されます。

  • c_Match_Type フィールドは、住所の一致であるか数字の一致であるかを示します。
  • フィールド c_Matched_Key は、グループの業者サイトと従業員の間で一致する住所の要素を示します。

業者と従業員が両方の条件で一致すると、住所の一致として 1 回だけ報告されます。数値の一致の結果グループに、番地で一致しない別の業者または従業員がある場合は、両方のグループがすべて報告されます。

1 つの業者は複数の結果グループに属することがあります。たとえば、業者 A の物理的な住所が従業員 A の住所と一致する場合があります。また、業者 A の結合した数字が従業員 B の数字と一致する場合があります。

従業員と業者との間の一致を検出するには、業者の国と従業員の国が同じでなければなりません。

このアナリティクスの結果テーブルは R_P2P11VM_Vendor_Employee_Address_Match です。

P2P12VM_Vendor_
Employee_Phone_
Number_Match

このアナリティクスは、主または副電話番号が従業員の電話番号と一致する業者を特定します。従業員の場合、このスクリプトは次の 3 つの電話番号をテストします。Work_PhoneTelephone_Number_1Telephone_Number_2

ハイフンや括弧などの数字以外の文字を削除した後に数字が同一であるときに、電話番号が同じであると報告されます。空白の主または副電話番号は分析に含まれません。ハイフンや括弧などの数字以外の文字のみの電話番号は空白と見なされます。

このアナリティクスの結果は、一意の業者と従業員の組み合わせのグループで表示されます。

  • c_Match_Type フィールドは、一致した従業員の電話暗号を特定します。
  • フィールド c_Matched_Key は、従業員と業者と一致した電話番号を示します。

1 つの業者は複数の結果グループに属することがあります。たとえば、業者 A の主電話番号が従業員 B と一致する場合があります。また、業者 A の副電話番号が従業員 C と一致する場合があります。

従業員と業者との間の一致を検出するには、業者の国と従業員の国が同じでなければなりません。

このアナリティクスの結果テーブルは R_P2P12VM_Vendor_Employee_Phone_Number_Match です。

P2P15VM_Vendor_
Summary_Matrix

このアナリティクスは、有効なアナリティクスによって生成されたマトリクス テーブルを使用して業者数を取得します。各マトリクス テーブルは分析の結果を要約し、一意の業者 ID ごとに例外数を取得します(業者に関連付けられた複数の会社コードはカウントしません)。業者エンティティは次のいずれかにすることができます。

  • AP_Supplier レベルでデータをテストするアナリティクスの業者 ID
  • AP_Supplier_Sites_All レベルでデータをテストするアナリティクスの業者 ID およびサイト ID

このアナリティクスはすべてのアナリティクスの行列データを集計し、各業者、業者サイト ID、アナリティクスで結果をクロス集計します。演算フィールドは、すべての例外で業者ごとに合計例外数を計算し、結果を合計数の降順で並べ替えます。

業者合計マトリクスでは、すべてのアナリティクスで最も多くフラグが設定された業者を集中的にレビューできます。

1 つ以上の有効なアナリティクスで例外がある業者のみが対象になります。業者の例外がない他の有効なアナリティクスは 0 としてカウントされます。アナリティクスには例外のない業者は含まれません。有効なアナリティクスのいずれでも例外が生成されなかった場合は、報告する業者はなく、マトリクスは空になります。このシナリオはエラー ログ テーブルとして記録され、マトリクスが空の理由を示します。

このアナリティクスの結果テーブルは R_P2P15VM_Vendor_Summary_Matrix です。

報告フィールドは他のアナリティクスとは異なる方法で処理されます。Vendor_ID_Suppl、Vendor_Site_ID_SupplSitesc_Full_Vendor_Name_Suppl の 3 つの業者フィールドがあります。これらのフィールドには別の表示名を割り当てるか、報告から削除することができます。個別の例外は業者とアナリティクスごとにフィールドをカウントします。合計例外数は修正できず、デフォルト アナリティクス構成ファイルで報告フィールドとしてリストされません。