リスク マネージャーでのプロセスの操作
プロセスとは、組織内で特定のゴールを達成するために実施される、一連の体系的な手順のことです。プロセスは効率的になるよう設計され、組織が運用を合理化し、一貫した結果を出すのに役立ちます。
プロセスの例としては、運用管理、品質保証、財務レポートなどがあります。リスク マネージャー アプリでは、こうしたプロセスを作成し、それらのプロセスをリスクや統制にリンクさせることができます。
プロセスの追加
リスクマネージャーでプロセスを追加するには、以下の手順を実行します。
- リスク マネージャー アプリを開きます。
リスク マネージャーのホームページが開きます。
- [プロセス]タブに移動し、[+ プロセスの追加]をクリックします。
[プロセスの追加]ダイアログボックスが開きます。
- [プロセスの追加]パネルで、プロセスの名前を入力します。
- 必要なその他の詳細を追加し、以下のいずれかをクリックします。
- [
- プロセスの追加]。プロセスを保存し、パネルを閉じます。 [
- 保存および新規を追加]。プロセスを保存して別のプロセスを追加します。
結果 追加後、プロセスが作成されます。
- 省略可能。プロセスの作成後、任意のプロセス名をクリックして、詳細なプロセスのページを表示し、詳細を追加します。
さまざまなワークフローを経てのプロセスの移行
プロセスを作成したら、ニーズや要件に基づいて、さまざまなワークフローの状態へとプロセスを進展させていくことができます。一部のワークフローの状態では、プロセスを前進させるためにいくつかのフィールドに入力して基準を満たす必要があります。
プロセスの状態を定義から計画に移行するには、以下の手順を実行します。
- リスク マネージャー アプリを開きます。
リスク マネージャーのホームページが開きます。
- [プロセス]タブに移動し、対象のプロセスの名前をクリックします。
プロセスのページが開き[詳細]タブが表示されます。
- プロセスについての情報(ID、説明、所有者など)を入力し、[変更の保存]をクリックします。
- 上部右で[計画]をクリックします。
結果 ワークフローの状態が計画に変更されます。
メモ
- 上記と同じ手順に従って、ニーズに応じてワークフローの他の状態へとプロセスを進展させていくことができます。
-
一部のワークフローの状態では、プロセスを前進させるためにいくつかのフィールドに入力して基準を満たす必要があります。
他のオブジェクトへのプロセスのリンク付け
プロセスは、組織のリスクや統制とリンクさせることができます。この関係を取り込むことは、効果的なリスク評価と軽減にとって重要になります。
プロセスを他のオブジェクトにリンクさせるには、次の手順を実行します。
- リスク マネージャー アプリを開きます。
リスク マネージャーのホームページが開きます。
- [プロセス]タブに移動し、対象のプロセスの名前をクリックします。
プロセスのページが開き[詳細]タブが表示されます。
- [関係]タブに移動して、以下を実行します。
- リスクをリンクさせるには、[リスクをリンク]をクリックします。
[オブジェクトをリンク]ダイアログボックスが開きます。
- [種類]フィールドと[関連付け]フィールドが事前に選択されます。
- [関連付ける]フィールドで、プロセスをリンクするリスクを選択し、[リンク]をクリックします。
結果 選択したリスクにプロセスがリンクされ、[関係]タブに表示されます。
- 統制をリンクするには、[統制をリンク]をクリックします。
[オブジェクトをリンク]ダイアログボックスが開きます。
- [種類]フィールドと[関連付け]フィールドが事前に選択されます。
- [関連付ける]フィールドで、プロセスをリンクする統制を選択し、[リンク]をクリックします。
結果 選択した統制にプロセスがリンクされ、[関係]タブに表示されます。
- リスクをリンクさせるには、[リスクをリンク]をクリックします。
メモ
目標をリンクさせると、双方向のリンクが作成されます。例:プロセスをリスクにリンクすると、リンクされたリスクはプロセスの[関係]タブに表示され、プロセスはリスクの[関係]タブに表示されます。
双方向でリンクが機能しない場合は、サポートにお問い合わせください。
他のオブジェクトとプロセスのリンクの解除
他のオブジェクトとプロセスの関係のリンクを解除できます。
プロセスの関係のリンクを解除するには、以下の手順を実行します。
- リスク マネージャー アプリを開きます。
リスク マネージャーのホームページが開きます。
- [プロセス]タブに移動し、対象のプロセスの名前をクリックします。
プロセスのページが開き[詳細]タブが表示されます。
- [関係]タブに移動して、リンクを削除するオブジェクトのリンク解除アイコン をクリックします。
[オブジェクトをリンク解除]ダイアログボックスが開きます。
- [リンク解除]をクリックします。
結果 プロセス リンクが削除されます。
プロセスを組織単位に関連付ける
リスク マネージャーのプロセスと組織単位の間に関係を作成します。組織単位は企業の基礎を構成するものであり、さまざまな会社セグメントにわたって多様な組織エンティティを結び付けています。この階層は、部門および事業単位の詳細も保存します。1 つのプロセスを複数の組織単位に関連させることができます。
プロセスを組織単位と関連付けるには、以下を実行します。
- リスク マネージャー アプリを開きます。
リスク マネージャーのホームページが表示されます。
- [プロセス]タブで、更新するプロセスの名前を選択します。
プロセスの詳細ページが表示されます。
-
[詳細]タブの[関連した組織単位]フィールドで、プロセスを関連付ける事前構成済みの任意の組織単位を選択します。
-
[選択内容を適用]を選択します。
-
[変更を保存]を選択します。
結果プロセスが更新されます。リスク マネージャーのホームページの[統制]タブにおいて、[組織単位]列で特定のリスクと関連付けられた組織単位を確認できます。
メモ
組織単位の階層は、組織のシステム管理者によって事前に構成されています。組織構造の階層について詳しくは、システム管理者にお問い合わせください。システム管理者は、プラットフォーム設定で事前に構成した組織単位のリストを表示できます([プラットフォーム設定]に移動し、[組織構造]をクリックします)。組織単位について詳しくは、「組織単位の概要」を参照してください。
プロセスの削除
プロセスを削除するには、以下の手順を実行します。
- リスク マネージャー アプリを開きます。
リスク マネージャーのホームページが開きます。
- [プロセス]タブに移動し、対象のプロセスの名前をクリックします。
プロセスのページが開き[詳細]タブが表示されます。
- 右上の[その他のオプション]をクリックし、それから[削除]をクリックします。
- 確認ダイアログボックスで、[削除]を再度クリックします。
結果 プロセスが削除されます。
リスク マネージャーでのプロセス設定の管理
リスク マネージャー アプリでプロセス オブジェクトを有効/無効にできます。また、プロセス オブジェクトに使用する名前をカスタマイズすることもできます。
プロセス オブジェクトの有効化と無効化
有効にすると、
- リスク マネージャーのホームページに[プロセス]タブが表示されます。
- 作成されたプロセスが表示されます。
- リスクおよび統制とのプロセスの関係も表示されます。
無効にすると、
- リスク マネージャーのホームページから[プロセス]タブが削除されます。
- プロセスも、他のオブジェクトとのプロセスの関係も表示されなくなります。
プロセス オブジェクトの有効/無効を切り替えるには、次の手順を実行します。
- リスク マネージャー アプリを開きます。
リスク マネージャーのホームページが開きます。
- 左側にある展開ボタン をクリックして、サイド パネルを開きます。
- [設定]>[グローバル設定]をクリックします。
- プロセスの隣にあるトグルをクリックして、オブジェクトを有効/無効にします。
結果 プロセス オブジェクトが、ユーザーの選択に従って有効または無効になります。
メモ
トグルをオフにすると、リスク マネージャーのホームページから[プロセス]タブが削除され、リスクや統制などの他のオブジェクトとのプロセスの関係は表示されなくなります。
プロセス オブジェクトの名前変更
リスク マネージャー アプリで、プロセス オブジェクトに独自のカスタム名を指定できます。この名前は、リスク マネージャーのホームページの[プロセス]タブに使用されます。
名前を変更するには、次の手順を実行します。
- リスク マネージャー アプリを開きます。
リスク マネージャーのホームページが開きます。
- 左側にある展開ボタン をクリックして、サイド パネルを開きます。
- [設定]>[グローバル設定]をクリックします。
- プロセスの隣にある[名前を編集]をクリックします。
- [オブジェクト名を編集]ダイアログボックスで、名前を指定して[名前を編集]をクリックします。
結果 プロセスの名前が正常に変更されます。