secret[] メソッド

HCL パスワード変数の値を返します。

メモ

まず HCL 変数を作成し、ロボットスクリプトエディターの変数ウィンドウに値を割り当てる必要があります。Python 変数とは異なり、スクリプトに直接 HCL 変数を作成できません。

構文

hcl.secret["変数名"]
hcl.secret["変数名"].unmask()

パラメーター

名前 説明
変数名

HCL パスワード変数の名前。

戻り値

hcl.variables.秘密オブジェクト (マスク済み)。

文字列 (マスク解除済み)。

HCL パスワード変数の値を返す

******を返します。これは、v_password HCL 変数のマスクされた値です。

hcl.secret["v_password"]

'my_password'を返します。これは、v_password HCL 変数のマスク解除された値です。

hcl.secret["v_password"].unmask()

API 要求の HCL パスワード変数を使用

以下の例は、Open Exchange Rates API に接続し、5 つの特定通貨の為替レートを返します。接続する前に、HCL パスワード変数 v_oxr_token に格納された Open Exchange Rates トークンは、正規の Python 変数 oxrtoken にコピーされます。

# Open Exchange Rates トークンを Python 変数に割り当てる
oxrtoken = hcl.secret["v_oxr_token"].unmask()

# Open Exchange Rates API に接続し、USD に対する指定通貨の最新為替レートを返す
response = requests.get(f"https://openexchangerates.org/api/latest.json?app_id={oxrtoken}&symbols='CNY','EUR','GBP','MXN','USD'")
response.json()

備考

HCL パスワード変数は、長いパスワードまたは認証トークンをサポートします。変数値の長さは最大 8 KB です。

詳細については、「Python/HCL スクリプトの変数の使用」を参照してください。