リスク ヒートマップの設定

リスク ヒートマップを設定し、リスク評価の結果を表します。

機能の仕組み

ストラテジー アプリに、次の属性間の相関関係を示す 1 つのデフォルトのリスク ヒートマップがあります。

  • X 軸 発生可能性
  • Y 軸 影響度
  • 固有のリスク ヒート
  • サイズ 固有のリスク スコア

4 つの各次元の値をカスタマイズし、さまざまな方法でリスク評価の結果を表す、追加のリスク ヒートマップを作成できます。

カスタマイズ可能な値

カテゴリ 説明
リスク スコアリング係数 会社内の目標の達成に対する影響がある属性
  • 影響度
  • 発生可能性
  • カスタム リスク スコアリング係数
リスク評価 会社の潜在的なリスクの評価
  • 固有のリスク ヒート
  • 固有のリスク スコア
  • 残余リスク ヒート
  • 残余リスク スコア
リスク対策 リスクと、各リスクに関連付けられたコストを効果的に軽減する方法を示す集約情報
  • 保証
  • コスト インパクト
メモ

時間の設定を使用して過去のリスクの状態を表示する場合は、保証とコスト インパクトを計算できません。

アクセス許可

ストラテジー管理者と Oversight 管理職は既存のリスク ヒートマップを編集し、新しいリスク ヒートマップを保存できます。ストラテジー管理者と Oversight 管理職は、デフォルトのリスク ヒートマップを除くリスク ヒートマップを削除できます。

Oversight レビュー担当者はリスク ヒートマップの表示のみができます。

リスク ヒートマップに移動する

  1. ストラテジー アプリを開きます
  2. ヒートマップ]をクリックします。
  3. ドロップダウンリストから該当するリスク ヒートマップを選択します。

    選択したリスク ヒートマップが開きます。

    ヒント

    保存]の横のドロップダウンリストを使用して、別のリスク ヒートマップにすばやく切り替えることができます。

リスク ヒートマップで値を変更する

視覚化の上のドロップダウンリストを使用して、次のディメンションのいずれかを定義します。

  • X 軸
  • Y 軸
  • サイズ

同じ値を複数回使用できます。リスク ヒートマップは適用された値で自動的に更新されます。

注意

リスク ヒートマップで使用されるリスク スコアリング係数を削除すると、そのリスク ヒートマップは表示されません。

リスク ヒートマップ上でズーム イン/アウト

視覚化の上の[拡大 | 縮小]オプションを使用し、リスク ヒートマップ上の x 軸と y 軸の目盛りを変更できます。

  • イン リスク ヒートマップ上の軸は、評価最高値の後に終了します。
  • アウト リスク ヒートマップ上の軸は 0 ~ 100% のすべてを表示します。

リスク ヒートマップをフィルター処理

固有のリスク、キーワード、タグ、戦略的目標、運用セグメント、またはある時点に基づき、リスク ヒートマップ上のデータをフィルター処理できます。

  1. いずれのリスク ヒートマップからでも、視覚化の上の[フィルター]をクリックします。
  2. 表示されるオプションを使用し、1 つ以上のフィルターを設定します。
    • 固有のリスク ヒート 固有のリスク ヒートによってリスクをフィルター処理します。目盛の灰色の部分は、表示する最小値と最大値を示します。たとえば、目盛りの終点を調整し、固有のリスク ヒートが 50% ~ 70% の間のすべてのリスクを示します。
    • キーワード/タグ リスクに関連付けられたタグで、またはキーワード検索でリスクをフィルター処理します
    • 状態 状態ごとのリスクをのィルター処理
    • 戦略目標運用セグメント ストラテジーマップで定義された戦略目標と運用セグメントとによってリスクをフィルター処理します。

      メモ

      • インターフェイス用語はカスタマイズ可能であり、フィールドとタブも設定可能です。ご利用の Diligent One インスタンスでは、一部の用語、フィールド、およびタブが異なる可能性があります。
      • 必須フィールドが空白のままの場合、「このフィールドは必須です」という警告メッセージが表示されます。一部のカスタムフィールドにはデフォルト値が設定されている場合があります。
    • 時間の設定 特定の時点のリスクの状態を表示できます。リスク ヒートマップは読み取り専用形式で表示され、編集できません。
      メモ

      時間の設定を使用するときには、保証とコスト インパクトを計算できません。リスク ヒートマップが過去に異なる構成があった場合(たとえば、影響度に使用されていた X 軸が発生可能性に使用されているなど)、履歴リスクデータは表示されますが、以前の構成は表示されません。

リスク ヒートマップの保存

次のいずれかを実行します。

タスク 手順 結果
新しいリスク ヒートマップの保存
  1. 次のいずれかを実行します。
    • 初めてリスク ヒートマップを保存する場合は、[名前を付けて保存]をクリックします。
    • 以前に保存されたリスク ヒートマップのコピーを作成する場合は、[詳細...]> [名前を付けて保存]をクリックします。

      名前を付けて保存]フォームが開きます。

  2. リスク ヒートマップの名前を入力します。
  3. 保存]をクリックします。
リスク ヒートマップのコピーが作成され、新しいリスク ヒートマップとして保存されます。
既存のリスク ヒートマップの保存 保存]をクリックします。 リスク ヒートマップの変更が保存されます。

リスク ヒートマップの名前を変更

  1. ストラテジー アプリを開きます
  2. ヒートマップ]をクリックします。
  3. ドロップダウンリストから該当するリスク ヒートマップを選択します。

    選択したリスク ヒートマップが開きます。

  4. 詳細...]をクリックします。
  5. 名前の変更]を選択します。

    リスク ヒートマップ名の変更]ダイアログ ボックスが開きます。

  6. リスク ヒートマップの名前を入力します。

    上限は 60 文字です。

  7. 名前の変更]をクリックします。

    リスク ヒートマップ名が変更されます。

.pdf へのリスク ヒートマップのエクスポート

印刷したり、プレゼンやレポートに追加できるように、リスク ヒートマップを PDF フォーマットにエクスポートします。

  1. ストラテジー アプリを開きます
  2. ヒートマップ]をクリックします。
  3. ドロップダウンリストから該当するリスク ヒートマップを選択します。

    選択したリスク ヒートマップが開きます。

  4. PDF のダウンロード]をクリックします。

    レポートが生成されてブラウザーの新しいウィンドウに表示されます。

  5. ファイルをコンピューターにダウンロードします。

    ファイルは <リスク ヒートマップ名>.pdf として保存されます。適用されたフィルターは PDF に保持されます。

リスク ヒートマップが重複したバブルを含んでいる場合は、小さいブラック サークル はヒートマップと、対応する凡例のエントリに追加されます。

  • 文字: 重複リスクのクラスターを示します。
  • 数字: このクラスターの重複リスクの数を示します。

リスク ヒートマップを削除

メモ

デフォルトのリスク ヒートマップ(横にロックが表示)は削除できません。

  1. ストラテジー アプリを開きます
  2. ヒートマップ]をクリックします。
  3. ドロップダウンリストから該当するリスク ヒートマップを選択します。

    選択したリスク ヒートマップが開きます。

  4. 詳細...]をクリックします。
  5. 削除]を選択します。
  6. 確認ダイアログ ボックスで、[削除]をクリックします。

    リスク ヒートマップは完全に削除されます。