AX Server のアップグレード
アップグレード インストーラーを使用して、5.0.0 以前のバージョンの ACL GRC Analytics Exchange から直接バージョン 13 にアップグレードできます。
メモ
5.0.0 より前のバージョンからアップグレードする場合は、追加の手順が必要となるため、ACL サポート サービスにお問い合わせください。
アップグレードを行う前にインストールをバックアップ
前のインストールを復元する必要が生じた場合に備えて、アップグレード処理を開始する前に既存のインストールをバックアップしておきます。手順は次のとおりです。
AX Server Windows サービスを停止する
- サービスが実行中のサーバーで、[管理ツール]ダイアログ ボックスから[サービス]ウィンドウを開きます。
- サービスの一覧にあるサービスを右クリックし、停止]を選択します。
メモー
システムを停止するか、複数のサービスを停止する場合は、次の順序でサービスを停止する必要があります。
- Analytics Exchange Connector
- Analytics Exchange Service
- Analytics Exchange Database(PostgreSQL インストールのみ)
ACL GRC Analytics Exchange データベースをバックアップする
特定のデータベース インスタンスのバックアップについては、次のいずれかを参照してください。
アプリケーション ファイルおよびサブフォルダーのバックアップ
AX Server がインストールされているサーバーに次のサブフォルダーのコンテンツをコピーします。
- App\TomCat\conf
- Data\repository\datafiles (デフォルト ロケーション)
datafiles サブフォルダーがデフォルト ロケーションを使用しないか、または AX Server がインストールされているサーバーに存在しない場合には、aclAuditExchange.xml ファイルの dataFilePath プロパティにこのロケーションを設定します。
AX Server Windows サービスの再起動
- サービスが実行中のサーバーで、[管理ツール]ダイアログ ボックスから[サービス]ウィンドウを開きます。
- サービスの一覧にあるサービスを右クリックし、[開始]を選択します。
メモ
システムを再起動するか、複数のサービスを開始する場合は、次の順序でサービスを開始する必要があります。
- Analytics Exchange Database(PostgreSQL インストールのみ)
- Analytics Exchange Service
- Analytics Exchange Connector
関連する .prf ファイルを参照するすべてのアナリティクス スクリプトの更新
お使いのアナリティクスのスクリプトでグローバル初期設定ファイルに優先する .prf 初期設定ファイルを参照するために //FILE タグを使用する場合は、アップグレードするときの最新のソフトウェアバージョンに搭載されているバージョンの .prf ファイルへの参照を更新する必要があります。 そのタグを使用しない場合は、グローバル初期設定ファイルが参照中の .prf ファイルの旧バージョンの代わりに使用されます。
ファイル名には、aclwin12.prf のようにソフトウェア バージョン番号が含まれます。
AX Server のアップグレード
特定の構成のアップグレードについては、次のいずれかを参照してください。
Analytics Exchange 用 ACL コネクターのお客様
Analytics Exchange 用 ACL コネクターを使ってサードパーティ製レポート作成ツールを ODBC 経由でアナリティクスの結果にアクセスさせるには、AX Server をアップグレードした後でサーバー コンポーネントをアップグレードすることをお勧めします。
- インストーラーをダウンロードします。
- インストール パッケージを実行します。
- 画面の指示に従います。
インストーラーの実行の詳細については、Analytics Exchange サーバー コンポーネント用 ACL コネクターをインストールするを参照してください。
AX Exception ユーザー
AX Exception が AX Server と同じサーバーにインストールされている場合は、次を実行する必要があります。
- AX Exception をバックアップする。
- AX Server をアップグレードする前に、AX Exception をアンインストールする。
- AX Server をアップグレードした後で、別の物理マシンに AX Exception をインストールする。
メモ
ACL GRC Analytics Exchange と一緒に AX Engine Node を使用するには、別の物理サーバー上に AX Exception をインストールする必要があります。 ACL GRC Analytics Exchange と AX Exception は、異なるバージョンの Java と Apache TomEE を使用しています。同じマシンで実行することはできません。 AX Exception のインストールの詳細については、AX Exception ヘルプ ドキュメントを参照してください。