Analytics Exchange の使用
Analytics Exchange には、AX Server のインスタンス上のデータに接続して、それを操作するための 3 つのクライアント アプリケーションが搭載されています。つまり、ユーザーおよびアナリティクスを管理する Windows クライアント アプリケーション、監査コンテンツを操作するブラウザー ベースの Web クライアント、アナリティクスの結果を問い合わせる ODBC コネクターが搭載されています。
どのクライアント アプリケーションを使用すればよいでしょうか?
組織でのロールに応じて、Analytics Exchange に含まれているクライアント アプリケーションのうち、1 個または複数個を使用できます。
管理ユーザーとスクリプト作成者
Analytics Exchange のユーザー ロールとアクセス許可を管理する必要がある場合、またはアナリティクス スクリプトを作成して AX Server で実行するようにスケジュールする場合には、AX Client のインストールが必要です。
AX Client は、AX Server に接続するデスクトップ型 Windows アプリケーションです。詳細については、AX Client の使用を参照してください。
アナリティクスの結果のユーザーと非技術系のスペシャリスト
AX Server で生成される結果の分析担当者には、AX Web Client へのアクセス許可が必要です。このアプリケーションは、データの視覚化およびグラフ化に関する全機能を備えています。
AX Web Client は、AX Server によってホスト されるブラウザー ベースの Web アプリケーションです。詳細については、AX Web Client の使用を参照してください。
ビジネス インテリジェンスのスペシャリスト
Tableau や MS Excel などのサード パーティ製レポート作成ツールでアナリティクスの結果データをさらに分析する必要がある場合は、Analytics Exchange 用 ACL コネクターのインストールが必要です。
Analytics Exchange 用 ACL コネクターは、AX Server 上の特定アナリティクス結果セットのデータに接続してお好みのレポート作成ツールにインポートできるようにするための ODBC ドライバーです。詳細については、ODBC を使用したアナリティクスの結果への接続を参照してください。