フォルダー項目の管理
フォルダー項目は、監査の作業コンテンツや、承認済みの監査コレクションまたはプログラムの再利用可能なコンテンツです。
メモ
フォルダー項目をなんらかの形で変更するには、その親フォルダーの完全なアクセス許可が付与されている必要があります。
フォルダー項目の種類
フォルダー項目には、次のようにさまざまな Analytics リソースおよび非 Analytics リソースがあります。
- Analytics プロジェクトおよびアナリティクス アプリ
- データ テーブル
- 関連ドキュメント
フォルダー項目の種類および編成については、監査コンテンツの階層化を参照してください。
非 Analytics フォルダー項目のオープン
- Server Explorer でオープンする項目を選択し、メニューから [ファイル > 開く] を選択します。
プロジェクト、分析アプリ、またはテーブルなどの Analytics 項目を開くには、それをエクスポートする必要があります。詳細については、フォルダー項目のエクスポートを参照してください。
- [開く]ダイアログ ボックスで[OK]をクリックします。
結果 項目がそのネイティブ Windows アプリケーションで開かれるので、ファイルのコンテンツを確認できます。ファイルに変更を加え、その変更を AX Server に保存するには、ファイルをローカルに保存して AX Server に再インポートする必要があります。詳細については、フォルダー項目のインポートを参照してください。
メモ
Add-In for Excel を使用すると、Microsoft Excel ファイルを保存でき、変更が AX Server に保存されます。一時ファイルに加えられた変更が失われた場合に行われる通知は、この場合には行われません。
フォルダー項目のコピー
Analytics プロジェクトのコピー
Analytics プロジェクト ファイルおよび各アナリティクスをコピーする際には、以下のプロジェクト関連項目を別個にコピーすることで複製する必要があります。
- データ サブフォルダーに含まれるテーブル
- ログ ファイル
- 関連ファイル
アナリティクスのコピー
1 つまたは複数のアナリティクスをコピーすると、貼り付け対象のアナリティクスが含まれる新しい Analytics プロジェクトがコピー先フォルダーに生成されます。
フォルダー項目のコピー
ヒント
また、キーボード ショートカットや Server Explorer のコンテキスト メニューを使って、このタスクを実行することもできます。
- Server Explorer でコピーする項目を選択し、メニューから [ファイル > コピー] を選択します。
- 「作業」ディレクトリや「ライブラリ」にフォルダーの項目を貼り付けるには、次のいずれかを実行します。
- デフォルトの移動先サブフォルダーを使用するには、Server Explorer で移動先フォルダーを選択し、メニューから[編集貼り付け]を選択します。
- 特定のサブフォルダーを使用する場合は、移動先サブフォルダーを選択し、メニューから [編集 > 貼り付け] を選択します。
サブフォルダーが移動対象の項目の種類として無効な場合は、[貼り付け] は無効になっています。
- リンクされたテーブルまたはリンク アナリティクスを作成する場合は、リンク先フォルダーを選択し、メニューから [編集 > リンクの貼り付け] を選択します。
同名の項目が既にコピー先に存在しているとき、その項目を上書きする場合は [はい] を、コピーをキャンセルする場合は [いいえ] を選択できます。
注意
AX Server にソース データ ファイルがあるテーブルを、レイアウトなどのソース データ ファイルがないテーブルで上書きすると、存在しているソース データ ファイルが削除されます。誤ってソース データ ファイルを削除しようとしていないかどうかを慎重に確認してください。
フォルダー項目の移動
Analytics プロジェクトの移動
Analytics プロジェクトを移動する場合は、プロジェクト ファイルのみが移動されます。
分析アプリの移動
分析アプリを移動する場合は、プロジェクト ファイルと個々のアナリティクスが移動されます。
関連するプロジェクト項目の移動
以下のプロジェクト関連項目を転送するには、個々に移動する必要があります。
- データ サブフォルダーに含まれるテーブル
- ログ ファイル
- 関連ファイル
フォルダー項目の移動
ヒント
また、キーボード ショートカットや Server Explorer のコンテキスト メニューを使って、このタスクを実行することもできます。
- Server Explorer で移動する項目を選択し、メニューから [ファイル > 切り取り] を選択します。
- 「作業」ディレクトリや「ライブラリ」にフォルダーの項目を貼り付けるには、次のいずれかを実行します。
- デフォルトの移動先サブフォルダーを使用するには、Server Explorer で移動先フォルダーを選択し、メニューから[編集貼り付け]を選択します。
- 特定のサブフォルダーを使用する場合は、移動先サブフォルダーを選択し、メニューから [編集 > 貼り付け] を選択します。
サブフォルダーが移動対象の項目の種類として無効な場合は、[貼り付け] は無効になっています。
同名の項目が既に移動先に存在しているとき、その項目を上書きする場合は [はい] を、移動をキャンセルする場合は [いいえ] を選択できます。
注意
AX Server にソース データ ファイルがあるテーブルを、レイアウトなどのソース データ ファイルがないテーブルで上書きすると、存在しているソース データ ファイルが削除されます。誤ってソース データ ファイルを削除しようとしていないかどうかを慎重に確認してください。
フォルダー項目の名前変更
- Server Explorer で名前変更する項目を選択し、メニューから[ファイル > 名前の変更]を選択します。
- 次の名前付け規則を満たす名前を入力し、Enter キーを押します。
- ファイルが格納されているサブフォルダー内でファイル名が一意である
- 名前に、デフォルトの Windows アプリケーションで開くことができる正しいファイル拡張子の接尾辞が付いている
- 名前に / \ : * < > | . のいずれの文字も含まれていない
フォルダー項目の削除
ヒント
また、キーボード ショートカットや Server Explorer のコンテキスト メニューを使って、このタスクを実行することもできます。
- Server Explorer で削除する項目を選択し、メニューから [ファイル > 削除] を選択します。
- [削除] ダイアログ ボックスで削除を確認します。