AX Server のアップグレード

AX Server のアップグレード

アップグレード インストーラーを使用すると、5.0.0 以降の任意バージョンの Analytics Exchange を直接バージョン 6.0.0 にアップグレードできます。

メモ

5.0.0 より前のバージョンからアップグレードする場合は、追加の手順が必要となるため、ACL サポート サービスにお問い合わせください。

アップグレードを行う前にインストールをバックアップ

前のインストールを復元する必要が生じた場合に備えて、アップグレード処理を開始する前に既存のインストールをバックアップしておきます。

AX Server Windows サービスの停止

  1. サービスが実行中のサーバーで、[管理ツール]ダイアログ ボックスから[サービス]ウィンドウを開きます。
  2. サービスの一覧にあるサービスを右クリックし、停止]を選択します。

    メモ

    システムを停止するか、複数のサービスを停止する場合は、次の順序でサービスを停止する必要があります。

    • Analytics Exchange Connector
    • Analytics Exchange Service
    • Analytics Exchange Database(PostgreSQL インストールのみ)

Analytics Exchange データベースのバックアップ

特定のデータベース インスタンスのバックアップについては、次のいずれかを参照してください。

アプリケーション ファイルおよびサブフォルダーのバックアップ

AX Server がインストールされているサーバーに次のサブフォルダーのコンテンツをコピーします。

AX Server Windows サービスの再起動

  1. サービスが実行中のサーバーで、[管理ツール]ダイアログ ボックスから[サービス]ウィンドウを開きます。
  2. サービスの一覧にあるサービスを右クリックし、[開始]を選択します。

    メモ

    システムを再起動するか、複数のサービスを開始する場合は、次の順序でサービスを開始する必要があります。

    • ACL Analytics Exchange Database(PostgreSQL インストールのみ)
    • ACL Analytics Exchange Service
    • Analytics Exchange Connector

関連する .prf ファイルを参照するすべてのアナリティクス スクリプトの更新

お使いのアナリティクスのスクリプトでグローバル初期設定ファイルに優先する .prf 初期設定ファイルを参照するために //FILE タグを使用する場合は、アップグレードするときの最新のソフトウェアバージョンに搭載されているバージョンの .prf ファイルへの参照を更新する必要があります。そのタグを使用しない場合は、グローバル初期設定ファイルが参照中の .prf ファイルの旧バージョンの代わりに使用されます。

ファイル名には、aclwin12.prf のようにソフトウェア バージョン番号が含まれます。

AX Server のアップグレード

特定の構成のアップグレードについては、次のいずれかを参照してください。

AX Exception ユーザー

AX Exception が AX Server と同じサーバーにインストールされている場合は、次を実行する必要があります。

  1. AX Exception をバックアップする。
  2. AX Server をアップグレードする前に、AX Exception をアンインストールする。
  3. AX Server をアップグレードした後で、別の物理マシンに AX Exception をインストールする。

メモ

Analytics Exchange と一緒に AX Engine Node を使用するには、別の物理サーバー上に AX Exception をインストールする必要があります。Analytics Exchange と AX Exception は、異なるバージョンの Java と Apache TomEE を使用しています。同じマシンで実行することはできません。AX Exception のインストールの詳細については、AX Exception ヘルプ ドキュメントを参照してください。