テーブルは、関連するソース データ ファイルに含まれる生データを記述したオブジェクトです。AX Server のテーブルは、ACL Analytics のテーブル レイアウトと同じです。
AX Server では、テーブルはフォルダー内に格納されます。テーブルには、その他のフォルダー項目と同様に、Server Explorer からアクセスすることができます。
メモ
テーブルを表す Server Explorer のアイコンは、テーブル タイプによって異なります。詳細については、テーブル アイコンとテーブル タイプを参照してください。
テーブルでは、次のメタデータを使って、関連するソース データ ファイル内の未処理データについて、構造化された解釈が作成されます。
アナリティクスを記述する際、スクリプト内でテーブルを使って関連ソース ファイルのデータにアクセスします。
操作する必要のある 2 つのフィールド、Customer_Number と Trans_Amount が含まれる、Ar というテーブルがあるとします。OPEN コマンドを使って操作対象のテーブルを選択します。次に、SUMMARIZE コマンドを使って、操作対象フィールドのデータを処理します。
OPEN Ar SUMMARIZE ON Customer_Number SUBTOTAL Trans_Amount TO "Customer_total.FIL"PRESORT
AX Server では 5 つのテーブル タイプがサポートされています。スタンドアロン テーブルは、他の分化した 4 つのテーブルの基礎となります。
レイアウトを作成するには、テーブルとその元となるデータとの関連付けを解除します。レイアウトとは、元となるソース データ ファイルのないテーブル レイアウトのことで、アナリティクス スクリプトで操作できます。