ビューへのグローバル フィルターの適用
グローバル フィルターを作成するか、既存のフィルターを選択し、それをビューに適用することによって、表示されるレコードや Analytics 操作で処理されるレコードを制限することができます。
また、グローバル フィルターを、あるテーブルのデフォルト フィルターとして指定し、そのテーブルを開くときには自動的にグローバル フィルターが適用されるようにすることもできます。
単純なフィルターは[フィルター]テキスト ボックスに直接入力するか、クイック フィルターを使用して作成できます。複数の条件を用いる複雑なフィルターの場合は、式ビルダーを使用した方が簡単に作成できます。
新しいフィルターを作成する
新しいグローバル フィルターを作成するには、次のいずれかを使用します。
- [フィルター]テキスト ボックス フィルター式(Invoice_Amount > 1000.00 など)を入力し、[フィルターの設定] をクリックします。
このフィルターは一時的なもので、テーブルに関連付けられているフィルター履歴に表示される間に限り、保持されます。
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クイック フィルター クイック フィルターを作成します。詳細については、ビューのデータでクイック フィルターを使用するを参照してください。
このフィルターは一時的なもので、テーブルに関連付けられているフィルター履歴に表示される間に限り、保持されます。
ヒント
クイック フィルターを使用して有効なフィルター構文を自動的に作成してから、それを手動で編集することで、必要とするフィルターを作成できます。
- 式ビルダー [ビュー フィルターの編集] をクリックして式ビルダーを開きます。フィルター式を作成して、任意で[次の名前で保存]テキスト ボックスにフィルターの名前を入力して[OK]をクリックします。
フィルターの名前を入力した場合、そのフィルターはテーブルで永続的に保存されます。名前を入力しない場合、このフィルターは一時的なもので、テーブルに関連付けられているフィルター履歴に表示される間に限り、保持されます。
フィルター名は、256 文字以内の英数字で指定できますが、名前の先頭に数字は使用できません。
式ビルダーの使用方法の詳細については、式ビルダーによる式の作成を参照してください。
フィルターされたレコードの数をカウントします。
グローバル フィルターを適用した後、以下の手法を用いてフィルターに含まれるレコードの数をカウントします。
- Analytics メインメニューから、[カウント ] をクリックします。
- [OK]をクリックします。
フィルターに含まれるレコードの数とテーブル内のレコードの総数は、Analytics インターフェイスの下部にあるステータス バーに表示されます。たとえば: レコード: 108/772
グローバル フィルターをテーブルのデフォルト フィルターとして指定する
- [ビュー フィルターの編集 ]をクリックして式ビルダーを開きます。フィルター式を作成して、[次の名前で保存]テキスト ボックスにフィルターの名前を入力して[OK]をクリックします。
フィルター名は、256 文字以内の英数字で指定できますが、名前の先頭に数字は使用できません。
- [編集 > テーブル レイアウト]の順にクリックします。
- [フィールド/式の編集]タブでフィルターの名前をダブルクリックしします。
- [デフォルト フィルター]オプションをオンにします。
- [入力を受け入れる] をクリックし、[閉じる ] ボタンをクリックして[テーブル レイアウト]ダイアログ ボックスを終了します。
このフィルターはテーブルに保存されたので、今後、このテーブルを開くときには、そのフィルターが自動的に適用されます。1 つのテーブルに対し、一度に指定できるデフォルト フィルターは 1 つのみです。
デフォルト フィルターを削除する場合は、[編集 > テーブル レイアウト]の順に選択し、そのフィルター名をダブルクリックして[デフォルト フィルター]オプションをオフにします。このフィルターはその後もテーブルへ適用されますが、デフォルト フィルターではなくなります。
既存のフィルターを選択する
既存のフィルターを選択する場合は、次のいずれかを使用します。
- [フィルター]ドロップダウン リスト [フィルター]ドロップダウン リストからフィルターを選択します。
このリストには、テーブルに対して最近適用された 10 個のフィルターが表示されます。
- 式ビルダー [ビュー フィルターの編集 ]をクリックして式ビルダーを開き、[フィルター]リストで名前付きフィルターをダブルクリックして[OK]をクリックします。
テーブルで永続的に保存された名前付きフィルターのみが[フィルター]リストに表示されます。名前を付けなかった一時的なフィルターは[フィルター]リストには表示されません。
一時的なフィルターを名前付きフィルターに変換する
- 一時的なフィルターをテーブルへ適用します。
- [ビュー フィルターの編集 ]をクリックして式ビルダーを開きます。[次の名前で保存]テキスト ボックスにそのフィルターの名前を入力して[OK]をクリックします。
そのフィルターはテーブルで永続的に保存されます。
現在適用されているフィルターを削除する
[フィルターの削除] をクリックします。
これはフィルター自体を完全に削除するわけではありません。一時的なフィルターは、テーブルに関連付けられているフィルター履歴に表示される間に限り、保持されます。名前付きフィルターの場合は、テーブルで永続的に保存されます。
名前付きフィルターの管理
[フィルター]ダイアログ ボックスを使用すると、テーブルに関連付けられた名前付きフィルターを使用して、次のアクションを実行できます。
- 追加
- 変更
- 重複
- 名前変更
- 削除
変更を行うことなく、名前付きフィルターの構文を見ることもできます。
メモ
現在テーブルに適用されているフィルターについては、名前を変更したり削除したりすることはできません。
- 管理する名前付きフィルターがあるテーブルを開きます。
- [編集 > フィルター]の順にクリックします。
Analytics テーブルに関連付けられている名前付きフィルターが表示されます。
- 新しいフィルターを追加する場合は、[新規作成]をクリックし、式ビルダーを使ってフィルターを作成します。
メモ
フィルターを定義する場合に使用できるのは論理式のみです。
式ビルダーの使用方法の詳細については、式ビルダーによる式の作成を参照してください。
- 既存のフィルターについて作業する場合は、一覧の中からフィルターを選択し、次のいずれかを実行します。
- [OK]をクリックして、選択したフィルターを式ビルダーで表示または変更します。既存のフィルター構文を表示または変更したら、[OK]をクリックします。
フィルターを変更した場合、[OK]をクリックして式ビルダーを閉じると、そのフィルターが更新されます。
- [複製]をクリックして、選択したフィルターの複製を作成します。フィルターの完全なコピーを作成するには、[完了]をクリックします。複製されたフィルターで使用される式を変更するには、[OK]をクリックします。
ヒント
複雑なフィルターを複製して変更することで、フィルターを一から作成するよりも作業が簡単になります。
[名前変更]をクリックし、テキスト ボックスに新しい名前を入力したら、[OK]をクリックします。
フィルター名は、256 文字以内の英数字で指定できますが、名前の先頭に数字は使用できません。フィルターの既存の値を使用する場合は[完了]をクリックし、フィルターで使用される式を編集する場合は[OK]をクリックします。
- [削除]をクリックして、フィルターを削除します。確認ダイアログ ボックスでもう一度[削除]をクリックし、[完了]をクリックしてダイアログ ボックスを閉じます
- [OK]をクリックして、選択したフィルターを式ビルダーで表示または変更します。既存のフィルター構文を表示または変更したら、[OK]をクリックします。