データのエクスポート
Analytics データを別のアプリケーションで使用できるように、変換およびエクスポートすることができます。送り先となるアプリケーションおよび形式には次のものがあります。
- Microsoft Excel (.xlsx、.xls)
- テキスト(.txt)
- 区切り文字付きテキスト(.del)
- Microsoft Access(.mdb)
- ほかのドキュメントまたはアプリケーションに貼り付けられる Windows のクリップボード
- XML(.xml)
- JSON (.json)
- dBASE III PLUS(.dbf)
- HighBond(例外をリザルトへエクスポート)
詳細については、HighBond リザルトへの例外のエクスポートを参照してください。
エクスポートされたファイルを開く
Analytics の[結果]タブで、エクスポート コマンド ログ エントリの画面表示には次へのリンクが含まれます。
- エクスポートされたファイル
- ファイルを含むフォルダー
リンクを使用すると、直接 Analytics からファイルとファイルを含むフォルダーを開くことができ便利です。
エクスポートされたファイルはファイル拡張子に関連付けられたアプリケーションで開きます(アプリケーションがコンピューターにインストールされている場合)。
Excel へのエクスポート
Analytics テーブルを個々の Excel ワークシートとして、新しく作成された、または既存の Excel ファイルへエクスポートすることができます。既存の Excel ファイルへのエクスポートは *.xlsxでのみサポートされています。
文字およびサイズの制限
データを Excel ファイルにエクスポートするときには、以下の制限事項があります。
レコード数 |
この最大件数を超える Analytics テーブルでもエクスポートは行えますが、上限を超えた分のレコードは無視されエクスポートされません。 |
---|---|
フィールドの長さ |
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フィールド名の長さ |
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Excel にエクスポートされた日付時刻および時刻データ
日付時刻および時刻データを Excel へエクスポートした場合、エクスポート先の Excel ファイルを最初に開いたときに、そのデータが正しく表示されないことがあります。日付時刻の場合は日付部分しか表示されず、時刻の場合は "00/01/1900" と表示されるかもしれません。Excel ファイルには日付時刻や時刻データが正しくエクスポートされています。ただし、Excel 側でそのデータが適切に表示されるよう、セルの書式を変更する必要があります。
サーバー テーブルのデータのエクスポート
サーバー テーブルからエクスポートされたデータをサーバーに保存することはできません。サーバー テーブルおよびローカル テーブルのデータは、ローカル コンピューターにエクスポートすることができます。
手順
Analytics テーブルのレコードまたはフィールドの一部または全部を、別のアプリケーションで使用するためにエクスポートすることができます。
エクスポートするフィールドを指定する
- [メイン]タブで、次のいずれかを選択します。
- フィールド エクスポートするフィールドを指定します
このオプションを選択すると、テーブル レイアウトの物理フィールド名を使用して、フィールドがエクスポートされます。
フィールドの名前変更の詳細については、テーブル レイアウトのフィールドの名前を変更するを参照してください。
- ビュー 現在のビューのすべてフィールドをエクスポートします
オプションを選択すると、列表示名を使用して、フィールドがエクスポートされます。フィールドは、ビューに現れる順序と同じ並びでエクスポートされます。
列の名前変更の詳細については、ビュー内の列名の変更を参照してください。
- フィールド エクスポートするフィールドを指定します
- [フィールド]を選択した場合は、次のいずれかを行います。
- [エクスポート フィールド]リストからエクスポートするフィールドを選択します。
- [エクスポート フィールド]をクリックして、フィールドを選択するか、または式を作成します。
エクスポートする形式を選択する
[エクスポート形式]ドロップダウン リストからエクスポート形式を選択し、以下のガイドラインに従います。
区切り文字付きまたはテキスト |
次のいずれかを実行します。
|
Excel (.xlsx) |
次のいずれかを実行します。
|
XML |
|
Unicode 版の Analytics からエクスポート |
次のいずれかを実行します。
メモ Unicode オプションは、クリップボード、区切り、テキスト、または XML にエクスポートするときにのみ使用できます。 詳細については、Galvanize の Unicode 製品を参照してください。 |
HighBond
(HighBond ユーザーのみ) |
|
エクスポートの最終処理
-
現在のビューの中に処理から除外したいレコードがある場合は、[If]テキスト ボックスに条件を指定します。直接入力するか、または[If]ボタンをクリックし、式ビルダーを利用して IF ステートメントを作成します。
メモ
If 条件は、任意の範囲オプション(First、Next、While)が適用された後に、テーブルに残るレコードに対してのみ評価されます。
IF ステートメントは、ビュー内のすべてのレコードを判断し、指定された条件を満たさないレコードを除外します。
- 次のいずれかを実行します。
[保存先]テキスト ボックスで、エクスポートされたデータを格納するファイルの名前を指定します。
[保存先]ボタンをクリックして、[保存]または[ファイルを保存する名前]ダイアログ ボックスでファイル名を指定するか、または既存のファイルを選択します。
Analytics によってテーブル名があらかじめ設定されている場合は、その設定されている名前を受け入れることも、あるいは変更することもできます。
メモ
クリップボードにデータをエクスポートする場合は、ファイルにデータを保存しないため、[保存先]テキスト ボックスは無効になります。
- [詳細]タブをクリックします。
- [適用範囲]パネルで、適切な出力オプションを選択します。
- すべて – デフォルトで、このオプションが選択されます。ビュー内のすべてのレコードを処理するように指定するには、選択されたままにしておきます。
- 先頭 – このオプションを選択してテキスト ボックスに数を入力すると、ビュー内の先頭レコードから処理が開始され、指定した件数のレコードのみが処理対象とされます。
- 次 – このオプションを選択してテキスト ボックスに数を入力すると、ビュー内で現在選択されているレコードから処理が開始され、指定した件数のレコードのみが処理対象とされます。行内のデータではなく、左端の列の実際のレコード番号が選択されている必要があります。
- While – WHILE ステートメントを使用して、特定の条件または条件のセットに基づいてビュー内のレコードの処理を制限するには、このオプションを選択します。[While]テキスト ボックスに条件を入力するか、または[While]ボタンをクリックし、式ビルダーを利用して WHILE ステートメントを作成することができます。
WHILE ステートメントでは、指定した条件が true と評価される間のみ、ビュー内のレコードを処理することができます。条件が false と評価されるとすぐに処理が終了し、それ以上レコードは判断されません。While オプションは、"すべて"、"先頭"、または "次" オプションと組み合わせて使用することができます。1 つの制限に達するとすぐに、レコードの処理が停止します。
メモ
"先頭" または "次" オプションで指定されたレコード数は、テーブル内の物理的な順番またはインデックス順のレコードを参照するもので、ビューに適用されたフィルターやクイック ソートは一切無視します。ただし、分析操作の結果ではすべてのフィルターを考慮します。
ビューでクイック ソートが実行されている場合、"次" は "先頭" のように動作します。
- 区切り文字付きテキス ファイルまたはテキスト ファイルにエクスポートするとき、エクスポートされたデータを既存ファイルの末尾に追加したい場合は、[既存のファイルに追加する]をオンにします。
- [OK]をクリックします。
- 上書きを確認するメッセージが表示されたら、適切なオプションを選択します。