バブル チャート
バブル チャートは、変数の未加工のカウント、頻度、または比率を表します。バブルの大きさは数量を表し、バブルの色はカテゴリを、X と Y 軸は双方とも独立した値を表します。
この機能を使う状況
バブル チャートは、それぞれが値の一式を含む 3 つのデータ系列で作業する場合に使用します。分類するために、任意で 4 番目の変数を追加することができます。バブルの大きさは、特定の値を強調したり、カテゴリ間を比較する場合に有効です。
バブル チャートをデザインする場合、これらのチャートでは視覚化の解釈を促すためのクリアなラベル付けが必要であるため、クリアかつ見えるラベルを使用します。
例
3 次元のバブル チャート
一か月からの売上データを使用し、その期間に各地域から受注のあったオーダーの割合を特定したいと願っています。簡易バブル チャートを使用して、その期間の地域ごとのオーダー数を描きます。
4 次元のバブル チャート
一か月からの売上データを使用し、出荷と利益の関係を特定したいと願っています。複雑なバブル チャートを使用して、その月の出荷コストと出荷方法を関連付けて、平均の利益を描きます。
データ構成の設定
- リザルトアプリを開きます。
- 該当するテーブルに移動します。
- [構成]パネルで[データ]をクリックし、次の設定を構成します。
設定 | サポートされているデータ型 | 説明 |
---|---|---|
X 軸 |
|
グラフの横軸の目盛の基礎データとして使用するフィールド。 |
Y 軸 |
|
グラフの縦軸の目盛の基礎データとして使用するフィールド。 |
バブル サイズ |
数値 |
個別のデータ ポイントのサイズを決定するために使用する数値フィールド。サイズが大きくなると、数量または値が増加します。X 軸フィールドのカウント、またはテーブルの異なる数値列の複数の集約値の 1 つを選択することができます。
ヒント 数値データの小数と四捨五入を制御するには、その数値フィールドの書式を変更します。 平均集計オプションでは、[視覚化の構成]パネルの[データ]タブで書式オプションを使用できます。他のすべての集計オプションでは、テーブル ビューで設定された書式オプションが適用されます。これを行う方法の詳細については、データの書式設定オプションを参照してください。 |
色付けの基準 省略可能 |
文字 |
グラフの 4 番目のデータ次元で表されるフィールド。4 番目のデータ次元を追加すると、カテゴリ別のデータ ポイントを特定します。[色付けの基準]フィールドはブレーク フィールドと見なすことができます。 |
書式オプション |
数値 |
このフィールドのオプションを選択すると、小数点や端数処理などの書式設定をグラフの Y 軸値に適用します。これを行う方法の詳細については、データの書式設定オプションを参照してください。 書式オプションは、平均集計オプションでのみ使用できます。他のすべての集計オプションでは、テーブル ビューで設定された書式オプションが適用されます。 |
グラフ表示の設定
- リザルトアプリを開きます。
- 該当するテーブルに移動します。
- [構成]パネルで[表示]をクリックし、次の設定を構成します。
設定 | 説明 |
---|---|
オプション | |
凡例を表示する | グラフの最上部の凡例を表示または非表示にします。 |
値を表示 | データポイントの値を表示または非表示にします。 |
パフォーマンスの向上 |
グラフ上のデータポイントが、トレードオフの適用によって150を超える場合に、パフォーマンスモードに切り替わります。詳細については、グラフのパフォーマンスの向上を参照してください。 |
X 軸 | |
ラベルを表示する | X 軸のラベルを表示または非表示にします。 |
Y 軸 | |
ラベルを表示する | 左 Y 軸のラベルを表示または非表示にします。 |
その他の設定 | |
バブル スケール |
バブルのサイズを、オプション1~3を利用して指定します (1を最小、3を最大とする)。 デフォルトは 1 です。 |
色 | 色の条件となる次元で各シリーズに割り当てられる色。 |