データ定義ウィザード

データ定義ウィザードは Analytics のコンポーネントであり、単一のウィザードベースのプロセスで次のタスクを実行するために使用できます。

  • データの定義
  • データのインポート
  • 新しい Analytics テーブルを作成する

さまざまなデータ ソースにアクセスするための標準的な方法を提供します。データソースから Analytics テーブルを作成する基本的なプロセスは一貫していますが、データソースによっては、ウィザードに異なるページやオプションが表示される場合があります。たとえば、Excel ファイル、PDF ファイル、または XML ファイルをインポートしている場合は、ウィザードはまったく異なる方法で動作します。

データ定義ウィザードは、新しい Analytics プロジェクトを作成するとき、およびプロジェクトに新しい Analytics テーブルを追加するときに([インポート > ファイル]、または[ファイル > 新規 > テーブル])デフォルトで自動的に表示されます。

メモ

データ アクセス ウィンドウを使用してデータをインポートすることもできます。詳細については、データ アクセス ウィンドウを参照してください。

データ ソースに接続するとき、またはデータ ソースからインポートするときには、Analytics は厳密に読み取り専用です。詳細については、Analytics によるデータ アクセスは読み取り専用ですを参照してください。

データの定義

インポートするときには、データを定義しなければならない場合があります。つまり、次のようなメタデータを指定します。

  • フィールド名
  • フィールド長
  • フィールドのデータ型
  • 数値および日付時刻値の形式

次の図は、データ定義ウィザードを使用してインポートされる Excel ワークシートの DATE フィールドの定義を示します。

自動化の度合いの多様化

可能な限り、データ定義ウィザードはソース データを自動的に定義する次の方法のいずれかを使用します。

  • ソース ファイルに含まれるレイアウト情報を読み取る
  • ソース ファイルを解析し、データのパターンを識別する
  • レイアウト情報をデータベースに問い合わせる

データ定義のプロセスは、レイアウト情報を何も含んでいないファイルではもっと込み入ったものになります。このような場合、データ定義ウィザードは必要な情報を提供するように入力を要求します。

Analytics 14.1 ヘルプ