リスク マネージャーでのワークフローの管理
ワークフローでは、リスク マネージャーでリスク、統制、プロセス、目標などさまざまなオブジェクトがそのライフサイクルを移行する方法を管理します。
機能の仕組み
リスク マネージャーの各ライブラリ オブジェクト(リスク、統制、プロセス、目標など)はワークフローに関連しており、それらをオブジェクトが移行します。
ワークフローの進捗状況
ワークフローには、Diligent One においてオブジェクトがライフ サイクルを移行する際のさまざまな状態を表す、一連の進捗状況があります。 以下にワークフローの進捗状況の各種タイプを説明します。
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ドラフト(デフォルトの進捗状況)
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特定
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分析
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評価
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回答
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承認
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監視
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アーカイブ
ワークフローのこのデフォルトの進捗状況は削除できません。 進捗状況は線形にできます。 たとえば、リスクを定期的に評価する場合は、
そのリスクの進捗状況を「承認」から「評価」に戻すことができます。 オブジェクトをワークフロー全体で進める必要はありません。
イベントとハンドラー
ワークフローでの各進捗状況はイベントと関連付けることができ、それをさらにハンドラーと関連付けることができます。 ただし、イベントとハンドラーはそれぞれ独立して実行することもできます。たとえば「スクリプト」や「アンケート」の回答などの場合です。
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イベントは進捗状況とハンドラーの間のリンクです。また、イベントによって 1 つの進捗状況を別の進捗状況に遷移させることができます。 イベントはリスク マネージャーのビジュアル ワークフローのボタンとして表示され、それを使ってオブジェクトを次の進捗状況に遷移させることができます。
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ハンドラー は条件とアクションのセットです。 ハンドラーを実行するときには、条件がチェックされます。条件が満たされている場合は、アクションが実行されます。 たとえば、ハンドラーを使用して、リスクや統制の変更や問題を他のユーザーに通知できます。
イベントとハンドラーを使用すると、活動を自動化したり、オブジェクトに対してルールを施行したりすることができます。 たとえば、必須の属性が記入されていることを確認したり、アンケートへの回答に基づいてベンダーを拒否したりすることができます。
既存のコンポーネントでワークフローを作成する
リスク マネージャーの各オブジェクト(リスク、統制、プロセス、目標)は、そのライフ サイクルを通してさまざまな進捗状況を移行します。 ワークフロー構造を設計することで、それらのライフ サイクルを管理し、自動化することができ、手動による介入を最小限に抑え、効率を最大限に高めることができます。
前提条件
ワークフローを作成する前に、ワークフローで使用する各イベントとハンドラーに対するアクセス権限があることを確認します。 詳しくは、「イベントを作成する」および「ハンドラーを作成する」を参照してください。
以下にワークフローの作成方法を示します。
- Launchpad を開きます。
- [プラットフォームの設定]>[構成]を選択します。
- [ワークフロー]タイルをクリックします。 [ワークフロー]ページが表示されます。
- [+ ワークフローを追加]をクリックします。 [新しいワークフローを追加]ダイアログボックスが表示されます。
- ワークフローに名前を付け、オプションで説明を追加します。
- [ワークフローを追加]をクリックします。 新たに作成したワークフローがワークフローの詳細ページで開かれ、[一般情報]エリアに続いて、ブランクの [進捗状況]、[資産のタイプ]、[イベント]、[ハンドラー ]エリアが表示されます。 ワークフローの名前や説明は[一般情報]領域で変更できます。 [編集]をクリックし、必要な変更を加えます。 ワークフローをロックすることもできます。
- ワークフロー ID は、組織内の特定のワークフローに固有の技術的な ID です。 他のリソースとの関連付けに使用されます。
- API 名は、組織内のワークフローの一意の名前です。 それらは、ツールキットやスクリプトが同じワークフローのコピーを作成しないようにするために使用されます。
- ロックされたワークフローは編集できますが、削除することはできません。 ロックされたワークフローは、通常 Diligent One によって作成されたワークフロー、またはシステム管理者によってロックされたワークフローです。
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[ワークフローなし]はシステム制御によるデフォルトのワークフローです。 資産のタイプやレコードのタイプを作成するときに、組織に他のワークフローが存在しない場合は、このデフォルトのワークフローが割り当てられます。 このワークフローには進捗状況[N/A]しかありません。 このシステム制御のワークフローは更新や削除することができません。
- [保存]をクリックします。 変更内容はワークフローの詳細ページに表示されます。
会社が Diligent One で複数のインスタンスを使用している場合は、該当するインスタンスがアクティブであることを確認します。
[ワークフロー ID]、[API 名]、[作成時間]、[更新時間]などの静的フィールドはシステムで作成され、変更できません。
ワークフローに進捗状況を追加する
ワークフローを作成した後に、リスク マネージャーのオブジェクトの進捗状況(リスク、統制、プロセス、目標)を追加して、移行できるようにする必要があります。
各オブジェクトのライフ サイクルに対して進捗状況を追加する方法を、以下に示します。
- [+ 状態を追加]をクリックします。
- [新しい状態を追加]ダイアログ ボックスで、進捗状況の名前、説明(省略可能)、順番検査(フィールドの順番)を入力します。メモ
進捗状況の順位番号は、その順序を表します。 順位番号が、オブジェクトのライフ サイクルの正しい順序と一致していることを確認します。 進捗状況を作成する際に順序がはっきりしない場合は、プレースホルダー番号を含めてから後で順番を更新します。 一般的な情報については、進捗状況の一般情報を編集するを参照してください。
- [状態を追加]をクリックします。 進捗状況の詳細ページが表示されます。
- 追加する残りの進捗状況についてこの手順を繰り返します。 ステータスは[ワークフロー]ページの[進捗状況]領域のテーブルに表示されます。 テーブルには進捗状況の名前、説明、順番が表示されます。
ワークフローページから進捗状況にイベントを追加する
イベントを進捗状況と関連付けて、オブジェクトをある進捗状況から別の状況に移動させることができます。 イベントは進捗状況をハンドラーにリンクします。 [ワークフロー]ページまたは[イベント]ページを使用して、イベントをワークフローに追加できます。 [ワークフロー]ページを使用する場合はイベントのみをリンクできます。 一方、[イベント]ページを使えばイベントとハンドラーをワークフローにリンクできます。 後述の「[イベント]ページでイベントとハンドラーを進捗状況に追加する」を参照してください。
[ワークフロー]ページから進捗状況にイベントを追加する方法を、以下に示します。
- Launchpad を開きます。
メモ
会社が Diligent One で複数のインスタンスを使用している場合は、該当するインスタンスがアクティブであることを確認します。
- [プラットフォームの設定]>[構成]を選択します。
- [ワークフロー]タイルを選択します。 [ワークフロー]ページが表示されます。
- 作業するワークフローを選択します。ワークフローの詳細ページが表示されます。
- イベントをリンクさせる進捗状況の名前を選択します。 進捗状況の詳細ページが表示されます。
- 進捗状況にイベントを追加するには、[リンクの管理]を選択します。 [リンクを管理]ページから、[イベントをリンク]ドロップダウン メニューを検索して、進捗状況と関連付けるイベントを見つけることができます。
- イベントを選択し、[リンク]をクリックします。 リンクされたイベントの詳細がテーブルで表示されるようになりました。 詳細には、イベントタイプ、共有、役職、管理者名、説明などが含まれます。
- (省略可能)イベントをさらに追加するには、手順 7 を繰り返します。
[イベント]ページでイベントとハンドラーを進捗状況に追加する
イベントを進捗状況と関連付けて、オブジェクトをある進捗状況から別の状況に移動させることができます。 イベントは進捗状況をハンドラーにリンクします。 [イベント]ページからイベントをリンクし、ハンドラーをリンクしてから、ハンドラーの実行順序を再編成できます。
[イベント]ページでイベントとハンドラーを進捗状況に追加する方法を以下に示します。
- Launchpad を開きます。
メモ
会社が Diligent One で複数のインスタンスを使用している場合は、該当するインスタンスがアクティブであることを確認します。
- [プラットフォームの設定]>[構成]を選択します。
- [イベント]を選択します。
- イベントのリストから、リンクさせるイベントを選択します。 そのイベントの詳細ページが表示されます。
- [リンクを管理]をクリックします。
- [リンクを管理]ページで以下を実行します。
- それぞれのメニューから、このイベントにリンクさせるワークフローと進捗状況を選択し、[リンク]をクリックします。イベントの詳細がテーブルに表示されます。イベントの名前、イベントが共有されるワークフローおよび進捗状況などの情報を見ることができます。
- リンクするハンドラーをメニューから選択し、[リンク]をクリックします。
- (省略可能)複数のハンドラーをリンクする場合は順番に追加します。ハンドラーを再配置するには、[リンクを管理]ページで、希望する順番にハンドラーをドラッグ アンド ドロップします。
進捗状況に関する一般情報を編集する
進捗状況に関する一般情報を編集する方法を以下に示します。
- Launchpad を開きます。
メモ
会社が Diligent One で複数のインスタンスを使用している場合は、該当するインスタンスがアクティブであることを確認します。
- [プラットフォームの設定]>[構成]を選択します。
- [ワークフロー]を選択します。 [ワークフロー]ページが表示されます。
- 作業するワークフローを選択します。
- ワークフローの詳細ページで、編集する進捗状況の名前を選択します。
- 進捗状況の詳細ページで、以下のいずれかを実行します。
- 名前、説明、色、順位番号を[一般情報]領域で変更できます。[編集]をクリックし、必要な変更を加えます。
- また、進捗状況をロックする、デフォルトとして設定する、進捗状況トラッカーで進捗状況を非表示にすることもできます。
- 進捗状況 ID は、組織内のこの特定の進捗状況に固有の ID で、オブジェクトへの関連付けに使用されます。 ハンドラーの遷移状態アクションを設定する際に、サイド パネルの必要な箇所にこの ID を指定します。
- 進捗状況の順位番号は、その順序を表します。 順位番号が、オブジェクトのライフサイクルの正しい順序と一致していることを確認します。
- [保存]をクリックします。 変更した内容は、状態の詳細ページに表示されます。
[進捗状況 ID]、[作成時間]、および[更新時間]などのシステムで生成されたフィールドは変更できません。
進捗状況のリンクされたオブジェクトを編集する
進捗状況のリンクされたオブジェクトを編集する手順を、以下に示します。
- Launchpad を開きます。
メモ
会社が Diligent One で複数のインスタンスを使用している場合は、該当するインスタンスがアクティブであることを確認します。
- [プラットフォームの設定]>[構成]を選択します。
- [ワークフロー]を選択します。 [ワークフロー]ページが表示されます。
- 作業するワークフローを選択します。
- ワークフローの詳細ページで、編集する進捗状況の名前を選択します。
- 進捗状況の詳細ページで、以下のいずれかを実行します。
- 進捗状況にリンクしているイベントを追加または削除するには、[リンクを管理]をクリックします。
- [リンクを管理]ページが開きます。
- イベントを追加するには、[イベントをリンク]ドロップダウンメニューからイベントを選択し、[リンク]をクリックします。 テーブルで、イベント タイプ、共有、役職、管理者名、説明などの詳細を確認できます。
- イベントを削除するには、[リンク解除]をクリックします。 イベントがテーブルに表示されなくなります。
フィールド更新のイベントトリガーを作成する
トリガーとは、イベントを開始するために必要なアクションのことです。 トリガーは、通知をオフにして、ロボットを実行することができます。 それによりハンドラーを実行させるイベントを呼び出します。
- [イベント]を選択します。 イベント ページには、利用可能な既存のイベントがすべて表示されます。
- イベント名を選択します。 そのイベントの詳細ページが表示されます。
- [トリガーを追加]を選択すると、[トリガーを追加]サイドパネルが表示されます。
- [トリガーを追加]パネルで次の詳細を入力します。
- トリガーに名前を付けます。
- トリガータイプとして、[更新されたフィールド] を選択します。
- [フィールド名を追加]をクリックして、フィールド名を入力し、フィールド名を貼り付けます。 フィールド名は、[属性のタイプ] ページから取得できます。
- [保存]を選択します。
アンケート回答のイベントトリガーを作成する
アンケートの回答を受け取ったかどうかに基づいてイベントを開始します。
- [イベント]を選択します。 イベント ページには、利用可能な既存のイベントがすべて表示されます。
- イベント名を選択します。 そのイベントの詳細ページが表示されます。
- [トリガーを追加]を選択すると、[トリガーを追加]サイドパネルが表示されます。
- [トリガーを追加]パネルで次の詳細を入力します。
- トリガーに名前を付けます。
- トリガータイプとして、[更新されたフィールド] を選択します。
- [フィールド名を追加]をクリックして、フィールド名を入力し、フィールド名を貼り付けます。 フィールド名は、[属性のタイプ] ページから取得できます。
- [アンケートが回答されました]を選択します。
- アンケート ID を追加します。
- Launchpad にアクセスします。
- リザルト アプリを開きます。
- このトリガーに関連付けるアンケートのあるコレクション名を選択します。
- [アンケート]タブを選択します。選択可能なアンケートのリストが表示されます。
- 希望するアンケートの名前を選択します。アンケートの詳細ページが表示されます。
- URL で、アンケート ID 番号をハイライト表示し、コピーします。 ID 番号は、URL の最後のスラッシュの後の数字の集合体です。
- [保存]をクリックします。 新しく追加されたトリガーが [トリガー]エリアに表示されます。
イベントのトリガーとアクション(イベントを実行させる) | 通知 | 移行状態 | ロボットの実行 |
アンケートの送信 マニュアルの配信 |
アンケートの送信 自動配信 |
---|---|---|---|---|---|
ボタンイベントクリック | はい | はい | はい | はい | いいえ |
フィールド更新トリガー | はい | いいえ | はい | 該当なし | はい |
アンケート回答トリガー | はい | いいえ | はい | 該当なし | いいえ |
イベントトリガーの編集
- トリガーの名前を選択します。 [トリガーを編集]サイド パネルが開きます。
- 必要な変更を行い、[保存]を選択します。 変更がトリガーに適用されます。
イベントトリガーの削除
- トリガーの名前を選択します。 [トリガーを編集]サイド パネルが開きます。
- [削除]を選択します。 イベントの [トリガー]エリアからトリガーが削除されます。
注意
[削除]を選択すると、トリガーが完全に削除されます。
イベントを作成する
イベントは、進捗状況とハンドラーの間のリンクとして機能するワークフロー コンポーネントです。 これによって、レコードをある進捗状況から別の進捗状況に移動させることができます。
以下にイベントの作成方法を示します。
- Launchpad を開きます。
- [プラットフォームの設定]>[構成]を選択します。
- [イベント]を選択します。 利用可能なすべての既存イベントを一覧表示する[イベント]ページが表示されます。
- [+ イベントを追加]を選択します。
- [新しいイベントを追加]ダイアログ ボックスで次の詳細を入力します。
- 管理者名
- 説明 (省略可能)
- イベント タイプ使用可能なオプションは次のとおりです。
イベント タイプ 説明 ボタン/オーバーフロー
進捗状況アクションリストからトリガーされます。 オブジェクトの進捗状況ドロップダウンから進捗状況ボタンがクリックされたときにトリガーされます。 非表示 これらは満たされたトリガー条件に対応して実行される非表示イベントであり、事前に設定するか手動で構成することができます。 - 位置
- [+ イベントを追加]をクリックします。 一般情報、リンクされたオブジェクト(進捗状況とハンドラー)、トリガーにアクセスまたは編集できる詳細ページが表示されます。
会社が Diligent One で複数のインスタンスを使用している場合は、該当するインスタンスがアクティブであることを確認します。
イベントを編集する
- Launchpad を開きます。
- [プラットフォームの設定]>[構成]を選択します。
- [イベント]を選択します。 イベント リストのページが表示されます。
- 編集するイベント名をクリックします。
- イベントの詳細ページで、以下のいずれかを実行します。
- [一般情報]領域で名前、説明、表示名、イベントタイプ、位置番号を変更できます。[編集]をクリックし、必要な変更を加えます。
- また、イベントが共有されるかどうかを指定できます。
- [保存]をクリックします。 変更内容は、イベントの詳細ページに表示されます。
会社が Diligent One で複数のインスタンスを使用している場合は、該当するインスタンスがアクティブであることを確認します。
[イベント ID]、[作成時間]、および[更新時間]などのシステムで生成されたフィールドは変更できません。
イベントが複数のワークフローで使用される場合は、[共有済み]を選択します。 これにより、他のワークフローにリンクされたイベントの追跡が可能になります。
ハンドラーを作成する
ハンドラーは、条件が満たされた場合にアクションを実行します。 たとえば、オブジェクト(リスク、統制、プロセス、目標)が変更されたときにアラートを送信するなどのタスクを、ハンドラーを使って自動化できます。
- Launchpad を開きます。
- [プラットフォームの設定]>[構成]を選択します。
- [ハンドラー]をクリックします。 [ハンドラー]リスト ページが表示されます。
- [+ ハンドラーを追加]をクリックし、[新しいハンドラーを追加]ダイアログ ボックスで名前と説明(省略可能)を入力します。
- [ハンドラーを追加]をクリックします。
- ハンドラーの詳細ページで、以下のいずれかを実行します。
- [一般情報]領域で名前、説明を変更できます。[編集]をクリックし、必要な変更を加えます。
- また、ハンドラーが共有されているかどうかを示すことができます。
- [保存]をクリックします。 変更内容はハンドラーの詳細ページに表示されます。
会社が Diligent One で複数のインスタンスを使用している場合は、該当するインスタンスがアクティブであることを確認します。
[ハンドラー ID]、[作成時間]、および[更新時間]などのシステムで生成されたフィールドは変更できません。
ハンドラーが複数のワークフローで使用される場合は、[共有済み]を選択します。 これにより、他のワークフローにリンクされたハンドラーの追跡が可能になります。
オブジェクトのハンドラーへのリンク
- ハンドラーを選択し、ハンドラーの詳細ページから[関連性を管理]を選択します。 [リンクを管理]ページが表示されます。
- [リンク イベント]ドロップダウン メニューから、ハンドラーにリンクするイベントを選択します。
- [リンク]をクリックします。 選択したイベントは[リンクを管理]ページに表示されます。 複数のイベントを追加することができます。
ハンドラー条件の作成
- ハンドラーを選択し、ハンドラーの詳細ページから[条件を追加]を選択します。 [条件を追加]サイド パネルが表示されます。
- (省略可能)ハンドラーの名前を入力します。
- 条件タイプを選択します。 選択した条件タイプに応じて以下のいずれかを実行します。
- [すべての項目は必須です]を選択した場合は、デフォルトの失敗メッセージを選択し、[保存]を選択します。 新しく追加された条件が、[条件]エリアに表示されます。
- [フィールド値比較]を選択した場合、[フィールド]を選択し、[オペレーター]を選択して、[値]を入力します。 デフォルトの失敗メッセージを選択し、[保存]を選択します。 新しく追加された条件が、[条件]エリアに表示されます。
- [特定のフィールドは必須です]を選択した場合は[フィールド名]を追加し、デフォルトの失敗メッセージを選択して[保存]を選択します。 新しく追加された条件が、[条件]エリアに表示されます。
- [条件]エリアのドロップダウンから、以下の条件のいずれかまたはすべてを適用するかどうかを選択します。
- 条件がエラーになった場合の指定アクションを選択します。 [このイベントに対するすべてのハンドラーを停止する]または[このハンドラーを現在の項目に対して停止します]のいずれかを選択します。
- [デフォルトの失敗メッセージを表示する]オプションを選択します。
- [保存]をクリックします。 変更内容はハンドラーの詳細ページに表示されます。
ハンドラー条件タイプ | 説明 |
---|---|
すべてのフィールドが必須 | オブジェクトに関連するすべての必須属性は値を持つ必要があります。 |
フィールド値の比較 |
属性の比較(例:リスク スコア >=5)。 |
特定のフィールドは必須です | 選択された属性タイプにはず入力が必要です。 |
ハンドラーアクションの作成
- 選択したハンドラーの詳細ページで、[アクションを追加]をクリックします。 [アクションを追加]サイド パネルが表示されます。
- (省略可能)アクションの名前を入力します。
- アクションタイプを選択します。 選択したアクションタイプによって、記入できるフィールドが異なります。 次のいずれかを実行します。
- [移行状態]を選択した場合、進捗状況 ID を追加し、成功メッセージのオプション(デフォルト)を選択して、[保存]をクリックします。 新しく追加されたアクションが、[アクション]エリアに表示されます。 [移行状態]ハンドラー アクションは、指定したワークフロー内でオブジェクトを別の進捗状況に移行させます。 進捗状況 ID の取得方法については、「移行進捗状況アクション タイプを持つハンドラーの進捗状況 ID の取得と入力」を参照してください。
- [通知]を選択すると、指定したアドレスに電子メールを送信します。 選択したら、電子メールアドレス、件名、本文を追加し、[保存]をクリックします。 新しく追加されたアクションが、[アクション]エリアに表示されます。
- [ロボットを実行]を選択した場合、ワークフロー ロボットのタスク ID を追加し(「ロボット実行アクションタイプのハンドラーのタスク ID の取得と入力」を参照)、[保存]をクリックします。新しく追加されたアクションが、[アクション]エリアに表示されます。ワークフロー ロボットを使用すると、カスタム スクリプトを実行して、リスク マネージャー環境内でカスタム アクションを実行できます。詳細については、HighBond ロボットやワークフローロボットでのファイル作業を参照してください。
- [アンケートを送信]を選択した場合、アンケートを手動または自動のどちらでリリースするかを選択できます。
- アンケートを手動で送信する場合 (API や UI 経由など)、アンケート ID を追加し、アンケートコンテキストフィールドを追加して、[保存]をクリックします。 ボタンをクリックすると、選択したユーザーにアンケートが送信されます。
- アンケートが自動的に送信される場合、受信者の電子メールまたはユーザー情報が格納されるフィールドを選択し、送信されたアンケート ID を追加し、アンケートコンテキストフィールドを追加し、[保存]をクリックします。 新しく追加されたアクションが、[アクション]エリアに表示されます。 指定したユーザーや電子メールアドレスに定義済みのアンケートを自動で送信します。 自動配信タイプは、現在、更新されたフィールドトリガーで設定された隠しイベントと組み合わせて使用される場合にのみ利用可能です。
アクションタイプが正常に完了すると、成功メッセージが表示されます。 その理由は、これらのアクションのいくつかがバックグラウンドで行われるからです。 これは、物事が期待どおりに実行されていることを通知する方法です。
移行状態アクションタイプを持つハンドラーの進捗状況 ID の取得と入力
オブジェクトを別の進捗状況に移行させるとき、これらの条件を制御するハンドラーを実行したときの移行先になる進捗状況 ID を指定する必要があります。
- Launchpad を開きます。
メモ
会社が Diligent One で複数のインスタンスを使用している場合は、該当するインスタンスがアクティブであることを確認します。
- [プラットフォームの設定]>[構成]を選択します。
- [ワークフロー]をクリックします。 [ワークフロー]ページが開きます。
- 作業するワークフローをクリックします。ワークフローの詳細ページが表示されます。
- オブジェクトの移行先にする進捗状況をクリックします。 進捗状況の詳細ページが表示されます。
- [一般情報]領域から、[進捗状況 ID]の下にある一意の識別子をハイライト表示してコピーします。
- ワークフローに戻り、移行元の進捗状況をクリックします。 進捗状況の詳細ページが表示されます。
- 該当するイベントをクリックします。 イベントの詳細ページが表示されます。
- 該当するハンドラーをクリックします。 ハンドラーの詳細ページが表示されます。
- [アクションを追加]をクリックします。 [アクションを追加]サイドパネルが開きます。
- 省略可能。アクションで達成すべき事柄を明確に示す名前、例えば、「x 進捗状況に移行」を含めます。
- アクションの種類として、[移行状態] を選択します。
- [進捗状況 ID]に、リスクや統制の移行先にする進捗状況の一意の識別子を貼り付けます。
- [デフォルト成功メッセージを表示する]オプションを選択し、[保存]をクリックします。
ロボット実行アクションタイプのハンドラーのタスク ID の取得と入力
ロボットを実行するには、タスク ID が必要です。
- Launchpad を開きます。
メモ
会社が Diligent One で複数のインスタンスを使用している場合は、該当するインスタンスがアクティブであることを確認します。
- ロボット アプリを開きます。
- [ワークフローロボット]をクリックします。
- 適切なロボットを選択します。
- タスク名をクリックします。 [タスクの詳細]サイド パネルが開きます。
- 一意の識別子番号をハイライトしてコピーします。
- [リスク マネージャーの構成]ページに戻って、選択したハンドラーの詳細ページで、[アクションを追加]をクリックします。
- アクションタイプとして[ロボットを実行]を選択し、タスク ID を[タスク ID]領域に貼り付けます。
- [デフォルト成功メッセージを表示する]オプションを選択し、[保存]をクリックします。
ハンドラーに接続されたリンクされたオブジェクトの編集
- [リンクを管理]をクリックします。 [リンクを管理]ページが開きます。
- [リンクイベント]ドロップダウンメニューから、ハンドラーにリンクするイベントを選択します。
- [リンク]をクリックします。 選択したイベントは [リンクを管理]ページに表示されます。 複数のイベントを追加することができます。
- (省略可能)削除するイベントの横の [リンク解除]をクリックします。 テーブルからイベントが削除されます。
ハンドラー条件の編集
- 条件を編集するには、ハンドラーの詳細ページで条件名をクリックします。 [条件を編集]サイド パネルが開きます。
- 必要な変更を行い、[保存]をクリックします。 変更が条件に適用されます。 ハンドラー条件に加えることができる変更の詳細については、ハンドラー条件の作成を参照してください。
ハンドラー条件の削除
- 条件を削除するには、条件名をクリックします。 [条件を編集]サイド パネルが開きます。
- [削除]をクリックします。 [条件]エリアから条件が削除されます。
注意
[削除]を選択すると、条件が完全に削除されます。 これは元に戻すことができません。
ハンドラーアクションの編集
- アクションを編集するには、ハンドラーの詳細ページでアクション名をクリックします。 [アクションを編集]サイド パネルが開きます。
- 必要な変更を行い、[保存]をクリックします。 変更内容がアクションに適用されます。 ハンドラーアクションに加えることができる変更の詳細については、ハンドラーアクションの作成を参照してください。
ハンドラーアクションの削除
- アクションを削除するには、アクション名をクリックします。 [アクションを編集]サイド パネルが開きます。
- [削除]をクリックします。 ハンドラーの [アクション]エリアからアクションが削除されます。
注意
[削除]を選択すると、アクションが完全に削除されます。 これは元に戻すことができません。
ワークフローとワークフローコンポーネントを削除する
ワークフローが不要になった場合、ワークフローを削除することで、環境を最新に保って整理することができます。 また、既存のワークフローを管理したり反復したりする方法として、ワークフローコンポーネント(例:進捗状況やイベント)を削除することもできます。 ただし、ワークフローやワークフローコンポーネントの削除は永久的であり、元に戻せないことに注意が必要です。
ワークフローの削除
- Launchpad を開きます。
- [プラットフォームの設定]>[構成]を選択します。
- [ワークフロー]をクリックします。 [ワークフロー]ページが開きます。
- 削除するワークフローをクリックします。 ワークフローの詳細ページが表示されます。
- [削除]をクリックします。 [削除を確定しますか?] ダイアログボックスが警告メッセージとともに表示されます。
- [削除]をクリックします。 ワークフローが削除され、ワークフローのリストに表示されなくなります。
会社が Diligent One で複数のインスタンスを使用している場合は、該当するインスタンスがアクティブであることを確認します。
注意
ワークフローの削除を選択すると、そのワークフローは進捗状況やイベントへのリンクとともに完全に削除されます。 ただし、リンクされているイベントやハンドラーは削除されません。 また、資産のタイプ、資産のレコードタイプ、ロックされているもの、システム制御されているものにリンクされているワークフローを削除することはできません。
進捗状況の削除
- Launchpad を開きます。
- [プラットフォームの設定]>[構成]を選択します。
- [ワークフロー]をクリックします。 [ワークフロー]ページが開きます。
- 削除するワークフローの名前をクリックします。 ワークフローの詳細ページが表示されます。
- 削除する進捗状況の名前をクリックします。 進捗状況の詳細ページが表示されます。
- [削除]をクリックします。 [削除を確定しますか?] ダイアログボックスが警告メッセージとともに表示されます。
- [削除]をクリックします。 進捗状況が削除されます。
会社が Diligent One で複数のインスタンスを使用している場合は、該当するインスタンスがアクティブであることを確認します。
注意
[削除]を選択すると、進捗状況と、イベントへのすべてのリンクが完全に削除されます。 ただし、資産のタイプ、資産レコードタイプ、ロックされているもの、システム制御されているもの、ワークフローにデフォルトの状態があるものは削除できません。
イベントの削除
- Launchpad を開きます。
- [プラットフォームの設定]>[構成]を選択します。
- [イベント]をクリックします。 利用可能なすべての既存イベントを一覧表示する [イベント]ページが表示されます。
- 削除するイベントの名前をクリックします。 イベントの詳細ページが表示されます。
- [削除]をクリックします。 [削除を確定しますか?] ダイアログボックスが警告メッセージとともに表示されます。
- [削除]をクリックします。 イベントが削除され、リストに表示されなくなります。
会社が Diligent One で複数のインスタンスを使用している場合は、該当するインスタンスがアクティブであることを確認します。
注意
[削除]を選択すると、イベントと、リンクしているすべてのトリガーは完全に削除されます。 これは元に戻すことができません。
ハンドラーの削除
- Launchpad を開きます。
- [プラットフォームの設定]>[構成]を選択します。
- [ハンドラー]をクリックします。 利用可能なすべての既存ハンドラーを一覧表示する[ハンドラー]ページが表示されます。
- 削除するハンドラー名をクリックします。 ハンドラーの詳細ページが表示されます。
- [削除]をクリックします。 [削除を確定しますか?] ダイアログボックスが警告メッセージとともに表示されます。
- [削除]をクリックします。 ハンドラーが削除されます。
会社が Diligent One で複数のインスタンスを使用している場合は、該当するインスタンスがアクティブであることを確認します。
注意
[削除]を選択すると、ハンドラーはその条件とアクションとともに完全に削除されます。 これは元に戻すことができません。