データのグループ化

データをグループ化すると、パターン、傾向、不規則性、または異常値を識別するのに役立つ概要が作成されます。フィールドの値、または複数のフィールドの値の組み合わせに基づいて、データをグループ化します。

グループ化により、選択した評価基準または識別子によって、集中させるレコード数、および値や数量の量を決めることができます。

グループ化で使用できる値

グループ化の 1 つの強力な要素は、さまざまな異なる型の値でグループ化できることです。

  • 数値または値の範囲
  • 特定の数
  • 類似した数値
  • 期間
  • 特定の日付
  • 次のようなレコード識別子
    • 業者または顧客番号
    • 決済コード
    • 製品識別子
    • ロケーション コード

グループ化処理

操作

データ型

機能

出力

階層化 数値
  • 数値データをグループ化します。
  • ある範囲内の数値間隔でレコードをグループ化し、指定した数値フィールドの小計を計算します。範囲のサイズと、その範囲内における間隔数を指定できます。
  • 画面
  • グラフ
  • 印刷
  • ファイル(テキストまたは Analytics テーブル)
年齢調べ 日付時刻
  • 日付時刻データをグループ化します。
  • 日付範囲または年齢調べ間隔でレコードをグループ化し、指定した数値フィールドの小計を計算します。
  • 画面
  • グラフ
  • 印刷
  • ファイル(テキスト)
分類化 文字

数値

  • 文字または数値データをグループ化します。
  • 文字または数値フィールドの値に基づいてレコードをグループ化し、指定した数値フィールドの小計を計算します。
  • 画面
  • グラフ
  • 印刷
  • ファイル(Analytics テーブル)
要約

文字

数値

日付時刻

  • 文字、数値、または日付時刻データをグループ化します。
  • 1 つ以上の文字フィールド、数値フィールド、または日付時刻フィールドの値に基づいてレコードをグループ化し、指定した数値フィールドの小計を計算します。
  • 要約は分類化と似ていますが、複数のフィールド別にレコードをグループ化できる点が異なります。
  • 画面
  • 印刷
  • ファイル(Analytics テーブル)
クロス集計 文字

数値

  • 文字または数値データをグループ化します。
  • 2 つ以上の文字または数値フィールドの値に基づいてレコードをグループ化し、その結果として生じるグループを行と列のグリッドに表示します。また、数値フィールドの小計を計算します。
  • クロス集計は、2 つの文字または数値フィールドを使用する要約と似ています。
  • 画面
  • グラフ
  • 印刷
  • ファイル(テキストまたは Analytics テーブル)
ヒストグラム 文字

数値

  • 文字または数値データをグループ化します。
  • 文字フィールドまたは数値フィールドの値に基づいてレコードをグループ化し、その結果として生じるグループを棒グラフで表示します。数値フィールドの小計をサポートしていません。
  • 文字フィールドを使用するヒストグラムは、分類化に似ています。数値フィールドを使用するヒストグラムは、階層化に似ています。
  • 画面
  • グラフ
  • 印刷
  • ファイル(テキスト)
クラスター 数値
  • 数値データをグループ化します。
  • 1 つ以上の数値フィールドの類似または付近の値に基づいて、レコードをグループ化します。
  • ファイル(Analytics テーブル)
Analytics 14.1 ヘルプ