ツールキットの管理
ツールキットは、ある 1 つのリスクまたはコンプライアンスの領域に対処する目的で厳選されたツールのセットです。たとえば、ツールキットは、データアナリティクス、リスク コントロールフレームワーク、およびベストプラクティスのプログラムのセットを含む場合があります。
アクセス許可とサブスクリプション
- アクセス許可 ツールキットにアクセスし、これを管理するには、システム管理者ユーザー タイプが付与されている必要があります。このコンポーネントがインストールされ、設定されていれば、他のユーザー タイプはツールキットのコンポーネントを表示したり、これとやり取りしたりできます。
- サブスクリプション いずれかのツールキットのエンドツーエンドのインストールの設定を完了する上で最も容易なのは、Professional サブスクリプションが割り当てられていることです。このコンポーネントがインストールされ、設定されていれば、他のサブスクリプシはツールキットのコンポーネントを表示したり、これとやり取りしたりできます。
例: Active Directory 連絡先ツールキットを使用するには、Professional サブスクリプションのある Diligent One システム管理者ユーザータイプが付与され、かつ ACL Robotics を介したアナリティクスへのアクセス権が割り当てられている必要があります。
メモ
異なるツールキットには、違った要件がある可能性があります。詳細については、個別のツールキットドキュメントを参照してください。
ツールキットへのアクセス方法
Diligent One インスタンスにサインインし、Diligent One インスタンスのリージョンに一致するツールキットアプリに進みます。
- Diligent One(www.highbond.com) にサインインします。
- 会社が Diligent One で複数のインスタンスを使用している場合は、該当するインスタンスがアクティブであることを確認します。
- Launchpad のメインページで[リソース > ツールキット]へと進みます。
結果 ツールキットアプリが開きます。
ツールキッアプリのナビゲート
ツールキットアプリには次の 3 つのタブがあります。
- 使用可能なツールキットインストール時に利用できるツールキット。
- インストールされたツールキットDiligent One インスタンスにすでにインストールされているツールキット。
- ギャラリーの参照Diligent One コンテンツギャラリーが開きます。
ツールキットのコンポーネントの確認方法
ツールキットのコンポーネントを表示するには、ツールキット名の横の情報アイコン (i) をクリックします。
ツールキットがインストールされたら、ユーザー(コンテンツへのアクセス許可を持つ)は Diligent One の特定のセクションに移動して、インストールされたコンテンツを確認できます。たとえば、ツールキットにフレームワークとコレクションが含まれている場合、フレームワーク アプリに移動してフレームワークを確認し、リザルト アプリに移動してコレクションを確認できます。
ツールキットのインストール
- ツールキットアプリを開きます。
- [利用可能なツールキット]タブで、インストールするツールキットの横にある[インストール]をクリックします。
パネルにツールキットのプレビューが表示されます。
重要
ツールキットのエディションを選択し (非 Unicode または Unicode)、組織が使用するロボットエージェントのエディションと一致するようにします。確認するには、ロボットエージェントのエディションの検証を参照してください。
エディションが一致した場合にのみインストール処理が動作します。
- [インストール]をクリックします。
インストールには多少時間がかかります。
結果 インストールが完了したら、成功した旨のメッセージが表示されます。
メモ
インストール時にエラーメッセージが表示されたら、もう一度インストールを実行します。インストールのエラーが解決しない場合は、サポートまでお問い合わせください。
ロボットエージェントのエディションの検証
メモ
ロボットエージェントのエディションを検証するには、Professional のサブスクリプションがある Launchpad システム管理者であるか、エージェント管理のアクセス許可が付与されている必要があります。
- [アプリを切り替える > ロボット]をクリックし、ロボットアプリに進みます。
- [ロボット]ダッシュボードで、[設定 > エージェント管理]をクリックします。
- ロボットエージェントのエディションが "非 Unicode" または "Unicode" のいずれであるかに注意を払います。
ツールキットドキュメントへのリンク
次の表には、利用可能なツールキットとそのドキュメントへのリンクが列挙されています。
名前 | サポート リソース | |
---|---|---|
Active Directory Contacts ロボット | Active Directory またはアドレス帳からの連絡先の統合 | |
Active Directory Data Integration ロボット |
||
Concur T&E Data Integration ロボット |
||
IT リスクマネジメント ソリューション | IT リスクマネジメント | |
T&E Analysis For Concur ロボット | T&E analysis for Concur ツールキット | |
Oracle eBS Data Integration ロボット |
||
P2P Analysis for Oracle eBS ロボット | P2P analysis for Oracle eBS ツールキット | |
SAP ERP Data Integration ロボット |
||
P2P Analysis For SAP ERP ロボット | P2P analysis for SAP ERP ツールキット | |
Salesforce CRM Data Integration ロボット |
||
SOX ストーリーボード ツールキット | SOX ストーリーボード ツールキット | |
サードパーティ リスクマネジメント ソリューション | サードパーティ リスクマネジメント | |
UNIX Data Integration ロボット |
||
ユーザー アクセス制御テスト分析ロボット (User Access Controls Testing Analysis Robot) | User Access Controls ツールキット | |
Steele リスク インテリジェンス ロボット (Steele Risk Intelligence Robot) | リスク インテリジェンス ツールキット | |
Diligent ESG Insights ロボット | ESG Insights ツールキット |
メモ
一部のツールキットは、ACL Robotics Enterprise Edition では無料です。一部のツールキットは別途購入が必要になります。会社がアクセス権を持っているツールキットのみが表示されます。
ツールキットの更新
ツールキットは更新できません。ツールキットに変更が加えられた場合は、別のツールキットとしてリリースします。
ツールキットの削除
ツールキットをユーザーが削除することはできません。この件に関しては、Diligent の担当者またはサポートまでお問い合わせください。