プロジェクトの進捗状況の設定

進捗状況は、共有される数量または特性に基づき、プロジェクトの分類を特定します。進捗状況の名前は組織のニーズに合わせて設定できます。また、進捗状況はすべてのプロジェクトで使用されます。

機能の仕組み

進捗状況は、ワークフロー管理とレポート目的でのプロジェクトの分類方法を提供します。各プロジェクトが持つことができる進捗状況は 1 つです。

設定可能な既定のプロジェクトの進捗状況は 4 つあります。

進捗状況 推奨する用途
下書き 予備の計画段階にあるプロジェクト
提案済み 実施を検討中のプロジェクト
アクティブ 現在進行中のプロジェクト
完了 終了しているプロジェクト

進捗状況 vs 状態

進捗状況により、組織のワークフローに応じてプロジェクトをグループ化できます。新しいプロジェクトを作成するときは、プロジェクトの既定の状態はアクティブとして設定されます。保障計画を定義する際に新しいプロジェクトを作成する場合、既定値は提案として設定されます。

状態は、プロジェクト アプリのシステムの分類であり、次を含みます。

  • アクティブ 現在進行中のプロジェクト
  • アーカイブ済み プロジェクト ライブラリに移動したプロジェクト
  • 削除済み プロジェクト ライブラリに 30 日間保管され、次に 30 日後に自動的に完全に削除された、以前に削除されたプロジェクト
  • フレームワーク プロジェクトの構築に使用可能な構成された情報のセット
メモ

進捗状況は、アクティブな状態のプロジェクトに対してのみ指定できます。

プロジェクトの進捗状況に関するレポート

レポート アプリを使用すると、レポートに[プロジェクトの進捗状況]フィールドを含めることができます。[プロジェクトの進捗状況]フィールドには、プロジェクトに関連付けられた、状態および/または設定可能な状態の値が含まれます。

進捗状況に応じたプロジェクトの分類

シナリオ

あなたは、組織のワークフローに応じたさまざまなプロジェクトを分類し、進捗状況に基づき、プロジェクトを容易にフィルター処理し、レポートしたいと考えています。

プロセス

次の進捗状況を設定し、これらを関連するプロジェクトに適用します。

進捗状況 プロジェクト名
下書き
  • サイバーセキュリティ レビュー
  • GDPR コンプライアンス リスク評価
  • リスクマネジメントアクション計画
計画済み
  • 物理的セキュリティ レビュー
  • FCPA コンプライアンス調査
進行中
  • 出張費と接待費の監査
完了
  • IT 一般統制レビュー

結果

プロジェクトが進捗状況ごとに整理されており、進捗状況ごとにプロジェクトについてフィルター処理し、レポートできます。

アクセス許可

プロジェクト管理者のみがプロジェクトの進捗状況を設定できます。Professional 部門長とプロジェクト作成者は、プロジェクトの進捗状況を変更できます。その他のユーザーはすべて、プロジェクトに関連付けられた進捗状況のみを表示できます。

プロジェクトの進捗状況を設定する

  1. プロジェクトアプリを開きます

    プロジェクトホームページが開きます。

  2. システム管理]の[設定]をクリックします。
  3. プロジェクトの進捗状況]では、必要に応じて各進捗状況のラベルを更新します。

    各フィールドの最大文字数は 60 です。

    メモ

    進捗状況の値は最大 4 つのみ設定できます。

    結果 プロジェクトの進捗状況は、Diligent One インスタンス内のすべてのプロジェクトを分類するために使用できます。

プロジェクトの進捗状況を変更する

次のエリアのいずれかに移動し、プロジェクトの進捗状況を変更します。

領域 詳細な情報
新しいプロジェクトの開始フォーム プロジェクトの作成
ロールフォワードのフォーム プロジェクトのロールフォワード
[プロジェクトの詳細]サイド パネル (プロジェクト ホームぺージにある) プロジェクト アプリのナビゲート
プロジェクト ダッシュボード プロジェクト アプリのナビゲート
プロジェクト設定ページ プロジェクト アプリの設定
スケジューラ プロジェクトのスケジュール