弊社の社名が ACL Services から Galvanize に変更されました。また、ACL GRC は HighBond という名称になりました。 詳細表示 >

Analytics 14.1 リリース ノート

ソフトウェア リリース 2019 年 5 月

14.1.1 パッチ リリース 2019 年 6 月

ブランド名称変更および製品名称変更

弊社の社名が ACL Services から Galvanize に変更されました。また、クラウド プラットフォームの ACL GRCHighBond という名称になりました。 ACL AnalyticsAnalytics に変わりました。 詳細については、ブランド名称変更を参照してください。

これらのブランド名称変更はどのように Analytics に影響するですか。

最も簡潔に言うと、Analytics 14.1 は、引き続き、旧バージョンの Analytics と同様に動作するだけでなく、このリンク内のリリース ノートに記載されている新機能と機能強化が追加されていということです。

Analytics スクリプト

変更点なし。 旧バージョンの Analytics で作成されたスクリプトは、引き続き Analytics 14.1 でも動作します。

Analytics サブスクリプション

Analytics サブスクリプションは、ACL Robotics の一部です。これは、Galvanize ソリューションであり、Analytics、ならびに Robots および Results のライト バージョンが含まれます。

ロボットは、Analytics で構築されたスクリプトを使用して、定期タスクの自動化に使用するクラウドベースのモジュールです。 詳細については、ロボット ヘルプを参照してください。

リザルトは、データ アナリティクスの結果によって特定された問題を整理、追跡、改善することができるクラウドベースのモジュールです。 詳細については、リザルト ヘルプを参照してください。

リリースのハイライト

  • 拡張機械学習機能
  • Rsam データ コネクター
  • 他の新しいデータ コネクター
  • 複数の区切り文字付きファイルとファイル名のワイルドカードをサポートする強化された区切り文字付き ファイル インポート
  • アクセシビリティの改善

リリースの詳細

新しい機能

  • 拡張機械学習機能 学習および予測は、Analytics の自動機械学習機能を拡張した 2 つの新しい関連するコマンドです。 このコマンドを使用して、予測モデルを開発し、ラベルがないデータに関連付けられたクラスまたは数値を予測できます。

    新しいコマンドは、Analytics の他の機械学習コマンドであるクラスター コマンドを結合します。

    • Analytics ユーザー インターフェイスを使用してクラスと数値を予測する詳細を表示 >
    • TRAIN コマンド  詳細 >
    • PREDICT コマンド  詳細 >
  • 新しいデータ コネクター新しく追加されたデータ コネクターを使用して、これらの外部データ ソースに接続できます。
  • IMPORT MULTIDELIMITED 新しい IMPORT MULTDELIMITED コマンドでは、単一のコマンドを使用して、複数の区切り文字付きファイルのインポートをスクリプト化できます。 ファイル名でワイルドカード文字(*)を使用して、複数のファイルを参照できます。  詳細表示 >

強化された機能

  • Excel フィールド長へのエクスポート Analytics から Excel ファイルにエクスポートするときの 254 文字のフィールド長制限が削除されました。 Excel へのエクスポートは、合わせた全体レコード長制限の 32 KB を超えないフィールド長をサポートします。  詳細を表示 >
  • 分類化キーフィールド長 最大キーフィールド長が 64 文字から 2048 に増えました。  詳細を表示 >
  • アクセシビリティの改善 キーボードのみのアクセス、および画面リーダー テキストは、Analytics ユーザー インターフェイス全体で、大幅に拡張および改善されました。
  • HighBond エクスポートに表示名を含める Analytics からリザルトにエクスポートするときには、列表示名を含めることができます。  詳細を表示 >
  • コマンド行回数 構成オプション[インポート再試行回数]が[コマンド行回数]に変更され、HighBond リザルトへのエクスポートを含むように拡張されました。   詳細を表示 >

修正済み

  • Analytics 14.1.1 では、以下に示す、お客様から寄せられた不具合と、弊社内で検出した不具合が修正されています。
  • Oracle 用 ACL コネクター Oracle 用 ACL コネクターが、指定されたデータの一部をインポートできないため、いくつかのフィールドが空白になります。 この問題の原因は、コネクターによって使用されているドライバーの不具合です。 この不具合が今リリースで解決されました。 (AN-7653)
  • Oracle データのインポートでの WebSocket エラー Oracle 用 ACL コネクターによって実行される、整数型フィールドのインポートが、WebSocket エラーとなって失敗することがあります。 この問題の原因は、コネクターによって使用されているドライバーの不具合です。 この不具合が今リリースで解決されました。 (AN-7672)
  • データ アクセス ウィンドウ内の接続 データ アクセス ウィンドウで多数の接続を保存して、後でデータ アクセス ウィンドウを開いても、保存した接続が読み込まれないだけでなく、新しい接続の保存もできません。 この不具合は今リリースで解決されました。データ アクセス ウィンドウが 120 回の接続を使ってテストされ、正しく動作することが確認されました。 (ADA-1459)
  • Analytics 14.1 は次のお客様から寄せられた不具合を修正します。
  • スクリプト内のタブ Analytics スクリプト内のタブが自動的に 4 つのスペースに置換されるようになりました。このような 4 つのスペースは、スクリプトの実行に影響を及ぼさずに、元のインデントや書式設定を維持します。 旧リリースでは、タブは 1 つのスペースに置換されていました。 (AN-7371)
  • 余分な確認プロンプト スクリプトによって作成されて開かれたテーブルを手動で閉じる際に、余計な確認プロンプトが表示されなくなりました。 (AN-7307)
  • Outliers(異常値)コマンドが直ちに実行されることがなくなりました ログ内の Outliers コマンドをダブルクリックしても、直ちに実行されることがなくなりました。 ログ内のコマンドをダブルクリックしても、この結果を表示領域に表示するには、[ビュー]タブ内にそのコマンドの構文が表示されるだけです。 (AN-7239)
  • Outliers コマンドにより WRITE1 変数に適切に値が設定される Outliers コマンドにより、システム変数 WRITE1 に適切に出力テーブル内のレコード数が設定されるようになりました。 旧リリースでは、この変数に値ゼロ(0)が設定されていました。 (AN-7131)
  • *.csv および *.dat ファイル内の空の最終フィールドが正しくインポートされる *.csv および *.dat ファイル内の空の最終フィールドが正しくインポートされるようになりました。 旧リリースでは、空の最終フィールドはインポートから除外されていました。 (AN-6859)
  • EXTRACT コマンドによる欠落フィールドの適切な処理 EXTRACT コマンドに、抽出先テーブルに存在しないフィールドを指定した場合には、適切なエラー メッセージが表示されるようになりました。 旧リリースでは、Analytics が無限ループに陥るか、クラッシュしていました。 (AN-6523)

未解決の機能

  • Windows 7 での学習コマンドのキャンセル オペレーティング システム Windows 7 では、[進行状況]ダイアログで[学習]コマンドをキャンセルした場合、親プロセスである Python のメイン プロセスが終了しますが、Python のサブスレッドは引き続き実行されます。

    回避策:これらのサブスレッドを停止するには、タスク マネージャーでそれらを終了し、 お使いのコンピューターを再起動してください。 (AN-7570)

  • 回帰を使ってモデルに学習させる 大きなデータ セットに対して回帰アルゴリズムを使って予測モデルに学習させると、学習プロセスの実行に長時間かかる場合があります。 実行時間は、データ全体のサイズに影響されるだけでなく、指定した機能フィールドの数と、このコマンドを実行するコンピューターの処理能力にも影響されます。

    回避策:学習データ セットのサイズを小さくするためにサンプリングの使用を検討してください。また、予測精度を高めない機能フィールドを対象に含めないでください。 (AN-7563)

  • Analytics 更新通知 現在新しいバージョンの Analytics が動作していないことをユーザーに警告する、通常 Windows タスクバーに表示される通知。

    回避策: ユーザーまたは会社の HighBond アカウント管理者は定期的に Launchpad(www.highbond.com)にサインインし、更新された ACL for Windows インストール パッケージを確認できます。 (AN-7676)

© 2019 ACL Services Ltd. dba Galvanize.

発行日: 2019年9月4日