アンケートの作成

アンケートを作成するには、アンケートを設計し、レイアウト要素を挿入して、条件ロジックを定義します。 作成したアンケートは、調査やイベント レポートに使用したり、レコードの処理時に使用できます。 Diligent One では、認定などの特定の機能と一緒にアンケートを使用することもできます。

メモ

Professional 部門長、および Professional ユーザーのみがこれらのタスクを完了できます。

機能の仕組み

アンケートの長さ

アンケートには最大で 500 の質問を追加できます。 ただし、アンケートにリンクするテーブルが合計で 500 列に達する場合は、質問をそれ以上追加できません。

たとえば、100 列あるテーブルがアンケートにリンクする場合は、アンケートの質問数は 400 に制限されます。

アンケートの作成

  1. リザルトアプリを開きます
  2. 修正するアンケートのあるコレクション名をクリックします。
  3. アンケート]をクリックします。
  4. 追加]をクリックし、次の情報を入力します。
    • 参照- 省略可能。アンケートを参照するための一意の ID を入力します。これは、一括インポートツールキットのユーザーにとって、アンケートを一意に特定するのに便利です。
    • 名前- わかりやすいアンケートのタイトルを入力します。
    • 説明- 省略可能。アンケートを受信するユーザーへの手順を入力します。 テキスト ボックスの上にある太字斜体一覧、またはリンク オプションを使用して回答の書式を設定できます。
    • 省略可能。[ファイルをアンケートの説明に追加する] により、1 つ以上の既定のサポート ファイルを添付して、アンケートと一緒に送信されます。ファイルは、アンケート(アンケート自体で関連付けられたファイルというラベルが付いています)に回答すると利用できるようになり、各提出に対しレコードに自動的に添付されます。回答を提出後はサポート ファイルを変更できません。ファイルは、関連するテーブルの予約された列に含まれます。

      メモ

      セキュリティ上の理由から、Diligent One では、.bat.com.dmg.exe、または.src の拡張子の添付ファイルは受け付けません。

  5. 省略可能。 ユーザーが詳しいコメントを提供しないで以前に割り当てられたアンケートに対して更新された回答を提出できるようにするには、"コメントなしの割り当てられたアンケートの再提出を許可する" を選択します。

    メモ

    進捗状況のアンケートにはこの設定は機能しません。

  6. 受信者に特定のレコードに関する情報を表示するかどうか選択します。
    • 回答者があるレコードのすべてのフィールドを表示する必要がある場合に[全レコードのフィールドを表示]を選択します。 レコードのデータのすべてが受信者に関連があり、そのどれもが機密でない場合に、一般にこの選択肢が良いと言えます。
    • 回答者があるレコードの一部のフィールドのみを表示する必要がある場合に、[選ばれたレコードのフィールドを表示]を選択します。 アンケートの送信元であるテーブルの設定で、受信者が見るフィールドを選択することができます。 レコードのデータの一部のみが受信者に関連があるか、一部のフィールドが機密であり、これらを受信者に公開したくない場合に、一般にこの選択肢が良いと言えます。
    • 回答者がデータを表示する必要がない場合に、[全レコードのフィールドを非表示]を選択します。 個々のレコードの詳細が重要でない調査およびイベント 1レポートに対して、これは一般的に適切ではあるものの、テーブルの具体的なレコードについて質問をしている場合には、混乱の原因となる場合があります。

      メモ

      評価の調査、または統制パフォーマンスまたは認定テーブルにリンクするアンケートで[全レコードのフィールドを表示]または[選ばれたレコードのフィールドを表示]を選択すると、回答者は、統制の説明など、プロジェクト アプリから文脈情報を表示できます。 詳細については、次を参照してください。

  7. 省略可能。アンケート受信者に表示されるすべての Diligent One 生成テキスト(ラベルやボタンなど)の言語を、システムラベルロケール リストから選択します。この設定は、このアンケートに対してのみ、ユーザーや組織によるどの言語設定よりも優先されます。アンケート内の質問と回答は翻訳されません。これを設定しない場合、Diligent One はシステムラベルを、受信者のユーザープロファイル(ログインしている場合)または組織のロケール(受信者がログインしていない場合)で設定された言語で表示します。

    メモ

    アンケートの対象者が複数の異なる言語の話者で構成されている場合には、いくつかの主要な対象者グループに最も効果的に対応できるように、同じアンケートの複数のコピーを作成することを検討してください。

  8. 省略可能。 レコードに特定の状況があるときに自動的にアンケートを送信するには、[リンクされた状況]リストから状況を選択します。
  9. 省略可能。アンケートをテーブルにリンクするには:
    1. リストから 1 つまたは複数のテーブルを選択します。
    2. 選択 すべてのロールのリンクされたテーブルからのみこのアンケートが送信されることを許可します。このオプションにより、レコードの処理時に、アンケートにリンクされたテーブルにあるアンケートのみが送信され、リンクされていないテーブルにあるアンケートが送信されなくなります。詳細については、テーブルのアンケートへのリンク作成を参照してください。

    アンケートをテーブルにリンクすると、アンケート内のすべての回答列がテーブルに追加されます。回答を収集するには、まず、レコードを処理する際、レコードにアンケートを割り当てます。回答が、アンケートを割り当てたレコードに関連付けられるためです。詳細については、「レコードの処理」を参照してください。

  10. 保存]をクリックします。 アンケートが保存され、[アンケート詳細]ページに表示されます。

質問の追加

特定の回答の種類については、アンケートの要素を参照してください。

  1. リザルトアプリを開きます
  2. 修正するアンケートが含まれるコレクションの名前をクリックします。
  3. アンケート]をクリックします。
  4. 適切なアンケートをクリックし、開きます。

    アンケートの詳細]ページが開きます。

  5. 省略可能。 [参照を表示]トグルをオンにすると、質問と回答の中に参照フィールドが表示されます。
  6. 質問]の横にある[追加]をクリックし、[回答の種類]を選択します。
  7. 次のフィールドに入力します。
    回答の種類フィールド説明
    すべて参照

    省略可能。 質問を参照するための一意の ID。

    これは、一括インポートツールキットのユーザーにとって、質問を一意に特定するのに便利です。

    すべて質問

    回答者に尋ねる質問のテキスト。このフィールドには、プレーンテキストのみを使用します。

    このフィールドの最大文字数は 4096 文字です。

    • 単一の選択肢
    • 多肢選択
    • ドロップダウン
    回答のオプション

    回答者が選択可能なオプション:

    • より多くのオプションを追加するには、[ほかを追加]をクリックします
    • その他のオプションを提供するには、[「その他」を許可]を選択し、ラベルを指定します

    回答参照

    省略可能。 回答のオプションを参照するための一意の ID。

    これは、一括インポートツールキットのユーザーにとって、回答のオプションを一意に特定するのに便利です。

    すべて説明

    質問に対する追加のコンテキスト。

    太字、斜体、下線、一覧、およびリンクのボタンを使用して説明のテキストを書式設定できます。書式設定を適用するには、書式設定するテキストを強調表示して、該当するボタンをクリックします。

    数値目盛目盛り

    回答の選択元である値の範囲。

    0~10 の目盛り範囲から 1 つを選択できます。

    数値目盛ラベル 目盛りに示されている初めの値、中央の値、最後の値にラベル(「高」、「中」、「低」など)を指定します。
    すべて列の表示名省略可能。 回答を格納する列の名前を指定します。
    すべて回答を任意とする省略可能。回答者がアンケートの回答に進む前に質問に回答するかどうかを選択できるように指定します。
  8. 省略可能。 回答の種類を変更するには、[回答の種類]リストを選択し、このリストから別の種類を選択します。

    変更先として選択可能な種類は、変更元の質問のタイプによって決まります。回答が事前に定義されている質問を、回答を自身で定義した質問に変更することも、あるいはその逆方向に変更することもできません。

  9. 質問を保存するには、[保存]をクリックします。
  10. 省略可能。 別の質問を追加するには、[追加]をクリックし、[回答の種類]を選択して、手順 2 ~ 4 を繰り返します。

条件ロジックの適用

  1. 条件付きのフォローアップ質問を追加したい質問を特定し、[編集]をクリックします。 条件ロジックを作成するには、質問とフォローアップ質問が存在している必要があります。 条件ロジックを使用するには、質問の種類が次のいずれかである必要があります。
    • 単一の選択肢
    • 多肢選択
    • ドロップダウン
  2. フォローアップ質問を追加したい質問の横にある[フォローアップの質問を指定しますをクリックし、[追加]リストからフォローアップ質問を選択します。

    リストに質問が表示されない場合は、選択したい質問を作成、保存したかどうかを確認した後でやり直してください。 既存のフォローアップ質問に別のフォローアップ質問を指定することはできません。

    間違った質問を選択した場合は、[除去アイコンを使って関係を削除してください。

  3. 保存]をクリックします。

    フォローアップ質問は質問の下にインデント付きで表示されます。フォローアップ質問は、それをリンクした回答を選択した受信者にのみ表示されます。

レイアウト項目の挿入

  1. アンケート詳細]ページで[追加]をクリックし、次のいずれかを選択します。
    • 改ページ
    • セクション

      セクション質問のセクションの文脈を説明するには、短い説明を加え、[保存]をクリックします。

  2. レイアウト項目をクリックして、質問一覧内の該当する場所までドラッグします。

    アンケート内に定義できるセクションまたは改ページの数には制限がありません。

アンケートのプレビュー

アンケートの要素を追加したら、アンケートに対し、受信者に表示されるとおりのプレビューを行います。 [アンケート詳細]ページで[プレビュー]をクリックします。

アンケートをプレビューすると、回答を保存しないでアンケートをテスト、操作することができます。

アンケートの編集

次の手順のいずれかを完了し、いつでもアンケートを編集します。

タスク 手順 備考
アンケート名、説明、レイアウト、システムラベル言語、またはリンク先の状態やテーブルを編集します。 アンケート詳細]ページから、[編集]をクリックします。

回答者があるレコードのすべてのフィールドを表示する必要がある場合に[全レコードのフィールドを表示]を選択します。 レコードのデータのすべてが受信者に関連があり、そのどれもが機密でない場合に、一般にこの選択肢が良いと言えます。

回答者があるレコードの一部のフィールドのみを表示する必要がある場合に、[選ばれたレコードのフィールドを表示]を選択します。 アンケートの送信元であるテーブルの設定で、受信者が見るフィールドを選択することができます。 レコードのデータの一部のみが受信者に関連があるか、一部のフィールドが機密であり、これらを受信者に公開したくない場合に、一般にこの選択肢が良いと言えます。

回答者がデータを表示する必要がない場合に、[全レコードのフィールドを非表示]を選択します。 個々のレコードの詳細が重要でない調査およびイベント 1レポートに対して、これは一般的に適切ではあるものの、テーブルの具体的なレコードについて質問をしている場合には、混乱の原因となる場合があります。

メモ

評価の調査、または統制パフォーマンスまたは認定テーブルにリンクするアンケートで[全レコードのフィールドを表示]または[選ばれたレコードのフィールドを表示]を選択すると、回答者は、統制の説明など、プロジェクト アプリから文脈情報を表示できます。 詳細については、次を参照してください。

質問の編集

アンケートの詳細]ページから、クリックして、適切な質問を開きます。

 
質問を並べ替える アンケート詳細]ページから、各質問を任意の場所にドラッグします。

アンケートで質問を並び替える場合:

  • テーブルで関連するすべての列が同じ順序に表示されます
  • アンケートのサイド パネル内の質問(回答者に見えるもの)は同じ順序に表示されます

テーブルに複数のアンケートからの質問が含まれている場合は、テーブル内の列には、最も古いアンケートからの質問が最初に、最も新しいアンケートからの質問が最後に表示されます。

質問の削除

アンケートの詳細]ページから、削除したい質問の横のごみ箱アイコン をクリックします。

ある質問を削除すると、アンケートからそれだけが削除され、今後のアンケートの受信者がその質問に回答するのを防ぎます。 テーブルの質問フィールド内で収集されたデータは削除されません。

保存されたアンケートで使用中であり、未送信の質問は削除できません。