サブスクリプション、エディション、および機能
組織が Diligent One プラットフォームを実装した時期によって、ご利用のサブスクリプションモデルは現行のものか、以前のものかのいずれかになります。
現行のサブスクリプションモデル
Diligent One はプラットフォームです。ご利用の Diligent One サブスクリプションで、ほとんどのアプリや機能をはじめとする、プラットフォームにアクセスできます。ニーズに応じて、その上に 1 つ以上のソリーションを追加します。Diligent One のさまざまな構成オプションを使用して、会社独自のソリューションを構築することもできます。
ソリューション
ソリューションは、既成のコンテンツ、コンフィギュレーション、および/またはロボットを含む、または最終的に含むことになるパッケージです。ソリューションをサブスクライブすると、現行のソリューションに加え、そのソリューションについてリリースされる将来のアップグレードや機能強化を受け取ることができます。
Diligent One を家屋になぞらえると、ソリューションは、備え付ける準備ができた、家具、リネン、ポット、鍋、装飾品一式になぞらえることができます。ソリューションを実装すると、Diligent One について学び、構成するために必要な時間を最小限に抑え、素早く価値が得られ、それに応じて実装費とサービスコストが低くなります。会社の規模が大きくなり成熟するにつれて、Diligent One インスタンスに新しいソリューションをいつでも追加できます。
一般的に、ソリューションはツールキットの形式で Diligent One に展開されます(以下を参照)。場合によっては、ソリューションは、 Diligent One 内のそのソリューションに固有の追加アプリへのアクセス権も付与します(たとえば、IT リスクマネジメントは、IT 資産を管理できる資産インベントリアプリへのアクセスを付与します)。必要に応じて、当社のコンサルタントが、お客様の Diligent One インスタンスへのソリューションの実装をお手伝いいたします。
次のソリューションを利用できます。
- 監査管理 (旧称 AuditBond)
- コンプライアンス管理(旧称 ComplianceBond)
- 内部統制管理 (旧称 ControlsBond)。これには以下が含まれます。 継続的な監視
- IT リスクマネジメント(旧称 ITRMBond )
- エンタープライズリスクマネジメント(旧称 RiskBond)
- サードパーティ リスクマネジメント
ツールキット
ツールキットは、リスクまたはコンプライアンスについてある領域に対処する目的でキュレートされたツールセットです。たとえば、ツールキットは、データアナリティクス、リスク コントロールフレームワーク、およびベストプラクティスのプログラムのセットを含む場合があります。
ツールキットによっては、Diligent One のお客様全員が無料でご利用になれます。対応するソリューションへのサブスクリプションが必要なもの(上述)や、有償でご利用いただけるものもあります。
以前のサブスクリプションモデル
Diligent One サブスクリプションを 2021 年 5 月 1 日より前に開始または更新された場合は、以前のサブスクリプションモデルをご利用になっている可能性があります。このセクションは、当社のソリューションベースのサブスクリプションモデルの、2021 年 5 月の発売以前に存在している Diligent One 製品とエディションについて説明しています。
製品
製品 | 説明 |
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AuditBond | 組織が、計画からレポートまでの監査ワークフロー全体にわたり効率を改善できるようにする、監査管理ソリューション |
ComplianceBond | 組織が、コンプライアンス プログラムについて保証を実施、自動化、実証できるようにする、コンプライアンス管理ソリューション |
ControlsBond | 組織が内部統制プログラムを管理、自動化できるようにする、内部統制管理ソリューション |
FraudBond | 検出から事例解決に至るまで、組織が不正行為または贈収賄防止プログラムを管理できるようにする、不正行為管理ソリューション |
RiskBond | 組織が企業リスクを特定、評価し、対応、監視できるようにする、リスクマネジメントソリューション |
ACL Robotics | 組織が時間のかかる、かつ反復的でも、重要なビジネス プロセスを自動化できるようにする、継続的監視ソリューション |
エディション
AuditBond、ComplianceBond、ControlsBond、FraudBond、および RiskBond は次のエディションで利用できます。
エディション | 説明 | 目的... | 例 |
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標準 | そのソリューションの機能にアクセスを提供する | 単一のソリューションを必要とするチーム | 監査管理ソリューションを必要とする監査チーム |
Premium | Diligent One のすべての機能にアクセスできます | 複数のジョブ機能を遂行するチーム | 監査と SOX の作業の両方を行う必要のある内部監査チーム |
ACL Robotics には以下のエディションが用意されています。
エディション | 説明 | 目的... | 例 |
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Professional |
全機能へのアクセスを提供する
機能のサブセットへのアクセスを提供する
|
データ分析の全機能を必要とすると共に、自動化や改善のニーズも多少ある個人やチーム | スクリプトを使ってデータを分析したり、Analytics のインターフェイスを使って一時的な分析を行ったりする監査人やデータ アナリストまたは小規模なチーム |
Enterprise |
全機能へのアクセスを提供する
|
データ分析、自動化、改善や視覚化の全機能を必要とする組織 | 自動化されたエンド ツー エンドのデータ分析および改善のワークフローを導入しようとしている組織 |
製品とエディションごとの機能
機能とは、特定の分野の機能を実行するアプリなどのことです。製品の Premium エディションにアップグレードすることで、すべての Diligent One 機能にアクセスできるようになります。
ACL Robotics は、Diligent One 製品のいずれかに追加したり、スタンドアロンの製品として購入したりすることもできます。選択する ACL Robotics のエディションによって、利用可能な ACL Robotics の機能のレベルが決まります。
サブスクリプションを 2019 年 8 月より前に開始しており、当社の現行サブスクリプションモデルに変換していない場合は、Diligent One Premium を使用しており、すべてのプラットフォーム機能にアクセスできますが、ソリューションツールキットまたは資産インベントリアプリにはアクセスできません。
メモ
各製品では、ソリューションに基づいて文脈にあった用語が使用されています。たとえば、AuditBond では、"プロジェクト" は "監査" と呼ばれます。製品に使用されている用語を、組織の用語に適するよう設定することもできます。
標準
Premium Edition のみ
機能 | AuditBond | ComplianceBond | ControlsBond | FraudBond | RiskBond | ACL Robotics Professional Edition | ACL Robotics Enterprise Edition |
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資産インベントリ | |||||||
リザルト アプリ | |||||||
リザルトのイベントレポート」 |
ユーザーが作成した、すべての種類の最大 5 つのテーブル。 システムで生成されたテーブルはこの制限内でカウントされません。 |
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リザルトのデータアナリティクス | |||||||
リザルトの調査 | |||||||
ストーリーボード | |||||||
ロボット | |||||||
クラウドロボットエージェント | |||||||
オンプレミスロボット エージェント | |||||||
Analytics | |||||||
標準データ コネクター | |||||||
タスクが有効化されたロボット ("自動化" ロボット) | 制限なし | 制限なし | 制限なし | 制限なし | 制限なし | 1 | 制限なし |
ロボットあたりのタスク | 制限なし | 制限なし | 制限なし | 制限なし | 制限なし | 5 | 制限なし |
その他のアドオン機能
いずれかの製品にアドオンとして使用できる機能が他にもあります。
含める
アドオンとして利用可能
機能 | AuditBond | ComplianceBond | ControlsBond | FraudBond | RiskBond | ACL Robotics Professional & Enterprise Editions |
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1 影響度レポート | |||||||
追加的な影響度レポート | |||||||
SAP 用 ACL コネクター | |||||||
分析ロボットツールキット |
利用中のサブスクリプションモデル
- ご利用のサブスクリプションが2021年5月1日以降に開始された、または更新された場合は、貴社は、現行のサブスクリプションモデルをお持ちかもしれません。
- サブスクリプションが2021年5月1日より前に開始された、または更新された場合は、貴社は、以前のサブスクリプションモデルをお持ちかもしれません。
- 貴社のアカウント担当者と相談し、支援を受けてください。
新しいサブスクリプションモデルへの変換
ご利用の Diligent One サブスクリプションが期限切れになり更新されるときは、アカウント担当者がオプションについてご説明します。新しいモデルにすぐに切り替えることをお勧めします。そうすることの不利益はなく、貴社が現在お持ちでない新しいオプションへの道が開かれることでしょう。